腰椎分離症と腰椎すべり症〈武蔵小金井の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店」〉

2022年04月18日

こんにちは!

武蔵小金井の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店」です。

今回は『腰椎分離症』の痛みについて書いていきます。

 

 

腰椎分離症とは

腰椎分離症とは、腰椎の後方部分に亀裂が入り分離した状態です。

捻挫や打撲のように一回で発症するのではなく、スポーツの練習でジャンプやダッシュなどを繰り返すことで起こります。

 

成長期の骨の構造が弱い時期、小学生から高校生に発生することが多く、背中を反らす動作で腰の痛みを訴えるのが特徴です。

小学生から高校生で2週間以上続く腰痛、背中を反らして痛い、腰椎(腰の骨)を叩いたり押したりして痛みは腰椎分離症を疑いましょう。

 

腰椎分離症はレントゲンで診断できます。

もし腰椎分離症と診断されたら、コルセットを作って骨が癒着するのを待ちます。

腰椎分離症は反復運動から来る疲労骨折ですので、骨が癒着まで固定する必要があります。

 

骨の癒着する期間について

骨の癒着する期間は、腰椎分離症の診断時期によって大きく異なります。

初期の場合は2~3ヶ月で癒着しますが、進行期では4~6ヶ月、終末期では1年以上掛かり、最悪の場合では癒着しないこともあります。

ですから、腰椎分離症の場合は早期発見、早期治療が非常に大切です。

 

もし腰椎分離症と診断されてしまったら、まずストレッチで下腿の柔軟性を出しましょう。

続いて臀部のストレッチ、体幹のトレーニングを行っていきます。

早期に分離が発見できた場合、しっかりとリハビリとコルセットによる固定をすれば、大半が完治します。

 

腰椎すべり症とは

反対に発見が遅れてしまった場合、骨が癒着せずに、最悪「腰椎すべり症」へ移行する可能性もあります。

腰椎すべり症とは、分離した腰椎が癒着せずにズレてしまった状態です。

腰椎すべり症になると腰を反らした時の痛みだけでなく、分離部などで神経根への圧迫が起こる場合があります。そうなると、足の方にまで痛みやシビレが出るようになります。

 

腰椎分離の場合、基本的にコルセットの着用など保存療法で治していくことが多いですが、腰椎すべり症の場合は手術療法も検討されます。

手術では神経への圧迫部分を取り除き、不安定な状態になっている腰痛を固定して安定させます。

 

 

 

スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店では、腰椎分離の治療とリハビリを行っています。

患部のマッサージや自宅でできるストレッチ、体幹トレーニングなどを指導して根本改善を目指します。

小学生から高校生で腰に痛みがある方は、一度スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店にご相談下さい。

坐骨神経痛について〈武蔵小金井の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店」〉

2022年04月18日

こんにちは!

武蔵小金井の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店」です。

今回は『坐骨神経痛』についてお話ししたいと思います。

 

 

坐骨神経痛とは

坐骨神経とは、お尻の筋肉の一つ<梨状筋>の間を通り足先へ向かう神経で、この神経の走行に沿って痛みが発生することを坐骨神経痛と呼びます。

 ・お尻からつま先にかけて痛みが起こる

 ・お尻に起こる痛みが強く、長時間座っていられない

 ・長時間立っているのが辛い

などの状態が主に起こります。

 

坐骨神経痛の原因とは?

坐骨神経痛の原因には、以下のようなものが挙げられます。

 ・脊柱管が狭くなることで神経根を圧迫し坐骨神経に痛みがでる

 ・腰椎椎間板ヘルニアによって、腰椎の神経を圧迫し坐骨神経に痛みがでる

 ・筋肉が衰えることで坐骨神経に負担がかかり痛みがでる

 

 

坐骨神経痛の治療について

坐骨神経痛の治療法には「保存療法」と「手術療法」があります。

「保存療法」は手術以外の施術方法で、患者様の生活習慣やライフスタイルに応じて行って選択します。

①物理療法 ― 物理療法は病院や接骨院・整骨院で行う施術になります。

 ・温熱療法

 ・マッサージ

 ・電気療法

 ・牽引療法

 

②運動療法 ― 体操やストレッチにより筋肉の緊張を軽減させたり、筋力をつけていくことで痛みを取っていく方法です。

 

③装具療法 ― コルセットなどで腰を保護して痛みを和らげる方法です。

 

④薬物療法 ― 薬を使って痛みを和らげる方法です。

 

⑤ブロック注射 ― 局所麻酔や抗炎症剤を直接注入する方法です。

 

 

痛みが出てしまった後は、病院や整骨院でまず痛みを改善させることを優先して下さい。

その後、ストレッチや運動を行うことで痛みのでない身体づくりを行っていくのが理想的です。

どうしても痛みが取れない、日常生活に支障がでるような痛みは手術療法も検討する必要があるかも知れません。

 

スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店では、骨盤矯正や筋膜リリース、鍼灸治療を組み合わせた坐骨神経痛の施術を行っています。

坐骨神経痛でお悩みの方は、是非一度ご相談下さい。

寒い時期に起こりやすい腰痛〈武蔵小金井の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店」〉

2022年02月14日

こんにちは。

武蔵小金井の整骨院「スポルト鍼灸接骨院 武蔵小金井店」です。

今回は「寒い時期に起こりやすい腰痛」について、その種類や原因でよく耳にするものをご紹介します。

 

 

脊椎圧迫骨折

しりもち、くしゃみ、不意に重いものを持ち上げるなどがきっかけで、背骨が圧迫されて、いつの間にか骨折をしてしまっています。

中には痛みを感じにくい人もいますが、骨折時に背中や腰に激しい痛みを伴います。主に背骨を押した時、身体を動かした時に痛みが出ます。

寝返りをうつ時、起き上がるとき、体を動かす時なとに痛みが出ることが特徴です。

安静にしていると痛みが少ないので、年のせいと勘違いしたり、見逃してしまう事があるので注意が必要です。

 

腰椎分離症

「腰椎分離症」とは、背骨の関節突起の間が運動など繰り返しの負荷により、疲労性骨折を起こして離れてしまう(分離する)ことを言います。

腰椎分離症は18歳以下のスポーツ選手の腰痛原因の30~40%を占めていると言われており、成人でも重量物などをよく持つ労働者などに頻発し、中でも男性に多く発生します。

スポーツでは、腰を反らすことで腰椎に負担がかかり、腰を反らしたり、腰を捻る競技(野球、テニス、バトミントン、バレーボール、新体操、バレエ、サッカーなど)のプレイヤーに多く見られます。

 

 

主な症状としては腰の痛みですが、以下のような特徴があります。

  ・瞬間的に腰痛が出る

  ・座った状態、立っている状態では痛みが増強しない

  ・安静にしていれば痛みが和らぐ

  ・狭い範囲に腰痛がある

  ・片方だけに腰痛がある

  ・腰を反った時に痛みが出る

  ・腰から太ももにかけて痛みが出る

 

腰部捻挫

不自然な状態で物を持ち上げる、急に立ち上がる、腰をひねる等をした時に起こります。

腰部の関節に急激な力が加わり、捻挫することを言います。同時に周りの筋肉、靭帯などを痛めることもあり、早期の治療が大切になってきます。

 

若者から高齢者まで、特に寒い時期に起こりやすい腰痛の種類や原因についてお話させていただきました。

どれも日常で起こりやすい腰痛です。ご自身やご家族が腰痛になられた場合の参考にして下さい。

腰痛はどれも早期の治療が大切です。腰に痛みを感じたら、まずはスポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店にご相談ください。

 

交通事故の直後に痛みが出ないのは何故?〈武蔵小金井の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店」〉

2022年01月24日

皆さんこんにちは。

武蔵小金井の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店」です。

気温がどんどん下がって来ましたが、体調など崩されてませんか?

寒さは腰痛や肩こりにも影響しますので、体を冷やさないようしっかり対策して下さい。

今回は「交通事故の直後に痛みが出ないのは何故?」というタイトルで書いていきたいと思います。

 

 

起こしたくないと思ってはいても、突然起きてしまうのが「交通事故」。

交通事故直後、「ぶつかった衝撃の割にはそれ程痛くなかった…」と証言される方もいますが、それは交通事故直後の特徴の1つでもあります。

交通事故直後は何とも無くても、時間が経つにつれてどんどん痛みが出てくるケースが良くあります。

交通事故に遭った時は、直後に痛みがなくても必ず医療機関を受診するようにして下さい。

 

 

なぜ交通事故の直後に痛みが出ないのか?

ヒトは興奮状態になるとアドレナリンが分泌されて、痛みを感じにくい状態を作り出します。

交通事故のような強い衝撃は身体に大きなストレスが掛かり、一種の興奮状態を作り出して、事故直後に余り痛みを感じさせません。

そのため、交通事故直後は大丈夫でも、興奮状態が収まるにつれて、首や腰など衝撃を受けた部分に痛みが出始めます。事故から数週間も経ってから症状が出てくる場合もありますので、油断は禁物です。

 

痛みが無いからとと言って放置していると、知らないうちに状態を悪化させてしまう可能性もあります。

症状が出ていなくても、事故による強い衝撃を受けている事に違いはありません。

そのまま放置することで治りが悪くなったり、後遺症が残って苦しむことにもなりかねませんので、必ず医療機関や整骨院で検査やカウンセリングを受けて下さい。

後遺症に苦しんでいる人の多くは、すぐ症状が出なかったために放置して、どんどん悪くなってしまったケースが多いようです。

交通事故によるケガや痛みは、なるべく早期に適切な施術を受ける事が大切です。

 

武蔵小金井の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店」では、交通事故の施術も専門に行っています。

交通事故後になかなか痛みや違和感が取れない方は、一度当整骨院へご相談ください。

お待ちしております。

 

常に意識! 腰痛を繰り返さないための予防法〈スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店〉

2022年01月4日

こんにちは。

武蔵小金井の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店」です。

今回は、腰痛予防のために日ごろから意識するポイントについてお話しします。

 

 

長時間同じ姿勢でいない

デスクワークなどで座っている時間が長くなると、同じ姿勢が長時間続く事になります。

長時間同じ姿勢のまま体を動かさないと、その姿勢を維持するために筋肉が固まってしまいます。筋肉が固くなると筋肉内の血管を圧迫し、血行不良から腰痛を起こしかねません。

少なくとも30分~1時間に一度はイスから立ち上がり、体を伸ばしたり、捻ったりして下さい。

「長時間、同じ姿勢のままでいない」ということを意識しましょう。

 

正しい姿勢を心がける

立っている時でも座っている時でも、背中が丸くなる猫背姿勢を続けていると、上半身の重さを腰が支え続けて腰痛を引き起こします。

逆に背中をそり過ぎても腰の筋肉を圧迫して腰痛を引き起こす原因になります。

おへその下に力を入れて、背筋を伸ばして少し胸を張ると、上半身の重さを骨盤が正しく支えるので腰への負荷が減ります。

いつも正しい姿勢でいるのも大変ですが、気づいた時に姿勢を正すような癖をつけましょう。

 

体を冷やさない

冬の寒さや夏場の冷房などで体が冷えると、筋肉が萎縮して固くなります。

腰痛の改善に筋肉の柔軟性は不可欠です。

常日頃からなるべく体を冷やさないよう注意して下さい。

 

適度な運動で筋力低下を防ぐ

良い姿勢を維持するには筋力が必要です。

なるべく背中を伸ばして胸を張った姿勢でいられるように、常日頃から適度な運動を心がけましょう。

自宅で出来るトレーニングやストレッチ、公園でのウォーキングなど、出来る範囲で習慣化することが大切です。最近では手軽に出来るストレッチやマッサージのグッズなども豊富にありますので、工夫してみて下さい。

 

ギックリ腰になった時に、お風呂に浸かるのは厳禁⁈

2021年12月13日

こんにちは!

武蔵小金井の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店」です。

最高気温が10℃に満たない日も出てきました。体調管理には十分に気を付けて下さい。

今回は「ギックリ腰になった時に、お風呂(湯船)に浸からない方が良い理由」について書いてきます。

 

 

温泉や入浴剤の効能に、よく「腰痛」と書いてあるのを一度はご覧になったことがあると思いますが、お風呂(湯船)に浸かると体が温まり、血行が促進されて腰痛以外にも肩こりやスポーツなどによる筋疲労や筋緊張を軽減させます。

悪い姿勢(または同一姿勢)で長時間を過ごしたり、筋肉を酷使すると疲労が蓄積し、血行不良を起こしてしまいます。血行が悪くなると疲労物質や老廃物が筋肉に留まり、神経が発痛物質を放出して痛みを引き起こします。

また、体が冷えることでも血行不良を引き起こし、同様に痛みを感じやすくなります。

このように、日常生活の疲れからくる腰痛は、血行不良によって引き起こされるものがほとんどです。

湯船にゆっくり浸かることで血行が促進され、血液を全身に行き渡らせることで老廃物や発痛物質が流れて痛みが少しずつ治まっていきます。

自宅で湯船に浸かるときは、保湿効果や血管拡張効果が含まれている入浴剤を使用するのもお勧めです。

 

ギックリ腰にお風呂は厳禁

 

 

逆に温めると痛みが増強する腰痛もあります。

それが、ギックリ腰です。

ギックリ腰とは、くしゃみをしたり、急に立ち上がろうとした時に、筋肉が肉離れを起こした状態です。

ギックリ腰になると、患部では炎症が起こっています。損傷した個所を修復するために血液が集まり、腫れや熱、更に強い痛みも伴います。

この炎症は患部を冷やすことで抑えることができますが、お風呂などで温めてしまうと、血行が促進されて炎症が更に進み、痛みがより強くなってしまう可能性があります。

ギックリ腰の時はお風呂に入って温めずに、逆にアイシングなどで冷やして下さい。

ビニール袋に氷を入れて10~15分程度冷やして、1時間くらい間を空けて、また10~15分程度冷やす、これを2~3回繰り返すと炎症が早く治まります。

ギックリ腰になった時は冷やして炎症を抑えつつ、安静にするのが一番です。

数日経っても全く痛みが治まらない場合は椎間板ヘルニアなどの可能性も考えられます。

 

少しずつ動けるようになったら、スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店へお越しください。骨盤矯正や筋膜リリースなどで周りの筋肉の負担を減らすだけでも、炎症や痛みが早く治まります。

 

手指の痛みの原因は?〈武蔵小金井 スポルト鍼灸整骨院〉

2021年12月13日

こんにちは!

武蔵小金井の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店」です。

年末が近づき、仕事・プライベート共に忙しくなってきた方も多いと思います。快適なお正月を迎えられるよう、体調管理に気を付けていきましょう。

今回は、手指の痛みの原因にはどのようなものがあるのか、ご紹介していきます。

 

 

「ヘバーデン結節」

一般的に40歳以降の女性に比較的多く発生し、男性の10倍と言われています。

【状 態】

人差し指から小指にかけて第1関節が腫れたり、指の曲げ伸ばしで痛みを伴うこともあります。痛みがあると強く握ることが難しくなり、動きも悪くなります。指先に力が入らないため、容器のふたが開けられない、強く握ると第1関節が痛むなどがあります。

 

「ブシャール結節」

余り聞いたことが無いかもしれませんが、手指の変形の1つになります。

発症する頻度の高い順から、DIP関節(第1関節)〈ヘバーデン結節〉、母指CM関節、PIP関節(第2関節)〈ブシャール結節〉と言われており、ブシャール結節はヘバーデン結節の20%に合併して起こります。40歳以降の女性に多くみられ、女性の罹患頻度は男性10倍にもなります。

【状 態】                                     腫脹、疼痛のほかに、急性期には発赤などの炎症を伴う場合があります。慢性期には第1関節の屈曲変形も起こります。

 

「ばね指」

掌側の指を曲げる筋肉の腱が通る腱鞘に起きる「腱鞘炎」です。

【原 因】                                    「ばね指」は指を良く使う仕事やスポーツ、手芸などで指を使い過ぎる事が挙げられます。

【状 態】                                     指が曲がったまま伸びなくなったり、指の曲げ伸ばしの際に掌に痛みが出る。悪化すると腫れたり、押さえると痛みが強くでます。

 

「マレットフィンガー」

いわゆる「突き指」ですが、指先の骨が欠けたり骨折する事もあります。

【原 因】                                      野球やバレーボール、バスケットボールなどの球技スポーツで頻発し、指尖部または背側からの外力によってDIP関節(第1関節)が急激に曲げられる事によって起こります。 

【状 態】                                      DIP関節(第1関節)に腫れや痛みが起こり、曲がったまま伸ばせなくなります。伸筋腱の損傷、末節骨背側の骨折、末節骨の掌側亜脱臼を伴う場合もあります。

 

手指の痛みの種類や原因について幾つかご紹介させていただきました。

手指の痛みや変形は、出来るだけ早期の適切な治療が必要です。気になる症状がありましたら、早めにスポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店にご相談下さい。

腕を挙げるのがつらい、四十肩・五十肩の原因は?〈武蔵小金井 スポルト鍼灸整骨院〉

2021年11月24日

こんにちは!

武蔵小金井の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店」です。

 

年齢を重ねていくと、「肩が痛い」「腕が上がらない」など、度々聞く機会が増えてきます。

痛みの原因には様々ありますが、一つに肩関節の炎症があげられます。肩の関節は他の関節に比べてデリケートな構造をしているため、炎症などを起こしやすい傾向があります。

特に四、五十代になると、そのような状態が起こりやすくなり、腕が上げるときや寝返りのときに痛みを感じる方も多いのではないでしょうか?

これがいわゆる「四十肩」「五十肩」です。

今回は四十肩・五十肩の状態や原因について解説します。

 

 

そもそも四十肩・五十肩とは?

四十肩・五十肩は、正式名を「肩関節周囲炎」といいます。

肩には、肩関節の動きをスムーズにするために筋肉や滑液(かつえき)と呼ばれる潤滑油のような液体が存在します。年齢を重ねることによって、筋肉が弱くなり滑液が減少して炎症が起こりやすくなり、痛みが生じると考えられています。

肩を動かすと痛い、腕が挙がらない、後ろでエプロンの紐を結ぶのがつらいなど症状は四十肩・五十肩かも知れません。

四十肩・五十肩の初期症状は肩を動かす時の違和感や痛みですが、症状が進むと安静時にも痛みが出たり、肩を動かせる範囲が狭くなってきます。

四十肩・五十肩の症状で特につらいのが「夜間痛(寝ているときに痛みが出る状態)」です。寝返り動作はもちろんですが、仰向けで寝ている時も筋肉に引っ張られて痛みが出ます。夜間痛の疼くような痛みが出ると睡眠が妨げられて、日常の生活にも支障をきたすようになります。

 

四十肩・五十肩は放置しても治る?

たまに患者さんから「五十肩は放置しても治るよね?」と聞かれることがありますが、その答えはまちまちです。

四十肩・五十肩は治癒まで平均1〜2年かかると言われます。中には何年も痛みの残る人や、痛みが改善しても可動域制限が残ったままの人もいます。

できるだけ早めに適切な施術を受けることが大切です。

 

 

痛みを改善するには

痛いからといって過保護にしていると、動かせる範囲が狭くなります。

炎症期が過ぎたら、無理のない程度でなるべく動かすようにしましょう。ただし、痛みが強いときは無理をせず、専門家の判断を仰いでください。

安静時の痛みや夜間痛では、肩の下にクッションや畳んだタオルなどを入れると胸を張らずに済むので痛みが緩和されることがあります。

医療機関では痛み止めや肩関節内注射で痛みを抑えることも可能ですので、症状のひどい場合は受診するのも一つの方法です。

 

産後の骨盤、気になりませんか?〈武蔵小金井 スポルト鍼灸整骨院〉

2021年11月24日

こんにちは!

武蔵小金井の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店」です。

今回は、産後の骨盤矯正についてお話しします。

 

 

出産後は赤ちゃんのお世話に追われ、大変忙しい時間を過ごされると思いますが、赤ちゃんのお世話をする過程で、お母さんは身体に大きな負担を掛けています。

たとえば、赤ちゃんの抱っこです。

抱っこしたまま赤ちゃんが眠りについたら、そのままの姿勢を維持するしかなくなります。赤ちゃんを支えている手首に腱鞘炎が起こったり、同じ姿勢をとり続けて腰や肩の筋肉が硬くなります。

さらに、生後6ヶ月位からは離乳食が始まります。

右利きのお母さんは、子供の右側に座って右手でご飯を赤ちゃんの口に運びます。その姿勢を長時間続けていると反対側の筋肉が硬くなって腰に痛みが発生します。

このように、赤ちゃんのお世話をしているだけで少しずつ、少しずつ身体が硬くなってしまいます。

仕事で座りっぱなしの時や飛行機に乗った時に腰が硬くなるという経験をした方も多いと思います。人間の身体は同じ姿勢でいると硬くなってしまうのです。

産後の骨盤矯正で骨盤が整うと肩こりや腰痛が改善されるだけでなく、他にも様々な効果が期待できます。

 

ぐっすり眠れるようになる

お母さんはどうしも夜泣きで睡眠時間の確保が難しくなります。

そのため、短い時間でぐっすり眠ることが大切です。

骨盤が整い姿勢が良くなると、背中がピッタリと床やベッドに着くようになるので、ぐっすり眠ることができ、短い時間でも体力を回復出来るようになります。

 

冷え性が緩和する

骨盤が整うと、筋肉の緊張が取れ、筋肉が柔らかくなります。筋肉が柔らかいと血流が良くなり、身体の隅々まで血液が送られるようになるので、手足の血流が増えて冷えを感じにくくなります。

 

 

むくみが改善される

凝り硬まった筋肉がリンパ管や血管を圧迫すると、余計な水分が溜り、浮腫みやすくなります。骨盤矯正で筋肉が柔らかくなると、リンパや血液の循環が改善されて浮腫みにくくなります。

 

肩こり、腰痛が改善されて、赤ちゃんのお世話が楽になる

お母さんの健康は赤ちゃんの健康に直結しています。

肩こりや腰痛で快適に育児が行えないと、赤ちゃんも健康で元気に成長していけません。

痛みや不調から解放されることで、しっかりと赤ちゃんと向き合えるようになることが育児ではとても大切です。

スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店では、「産後ママ」お1人お1人の症状に合わせて、個別施術プログラムを作成して施術しています。

産後のお体の不調、腰痛や肩こり、腱鞘炎などでお悩みの方は、ぜひスポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店にご相談下さい。

 

膝痛の種類とその原因〈武蔵小金井 スポルト鍼灸整骨院〉

2021年11月19日

こんにちは!

武蔵小金井の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店」です。

急激に気候が変わり、体への負担も大きいかと思いますが、体調にお変わりはないですか?寒さに体が慣れるまでは、出来るだけ体を冷やさないように気を付けましょう。

今回は身近に起こる「膝痛」の原因と種類についてお話していきます。

 

 

変形性膝関節症

男女比1:4の割合で女性に多くみられ、加齢に伴って発生する確率が高くなります。主な症状は膝の痛みと水が溜まることです。

変形性膝関節症の特徴として、初期段階では椅子や床から立ち上がる動作、歩き始めのタイミングなど、力を入れた時の痛みが現われます。

中期になると、力を入れ時の痛みに加えて正座や階段の昇降が困難になり、膝の痛みが強く出始めます。

末期では安静時にも痛みが取れず、変形が目立ち、膝が伸ばせずに歩行が困難になります。

原因としては関節軟骨の変化が最も多く、肥満なども関連があると言われています。年齢を重ねると軟骨も弾力性を失い、使い過ぎにより関節が変形します。

 

半月板損傷

原因となる「半月板」とは、太ももの骨と、すねの骨の間に内側と外側に一つずつあり、関節にかかる体重の負荷を分散させる働きと、関節の位置を安定させる働きをしています。

半月板損傷にはスポーツなどのケガから生じる場合(外傷性)と、加齢により脆弱になった半月板に外力が加わって損傷する場合(変性断裂)があり、スポーツで起こる外傷性のものの方が多く、交通事故などでも発生します。

膝の前十字靭帯損傷に合併することもあります。

損傷が起こると、疼痛、腫脹、歩行障害、膝折れ、可動制限、水腫などが現れます。

 

 

膝の打撲

強い力で膝を打ちつけたり、ぶつけたりして発生します。損傷部位に痛みや腫れ、皮下出血を伴います。

コンタクトスポーツや転倒時にみられ、交通事故では急ブレーキや衝突などでダッシュボードに膝を打ちつけることで見られます。外力の大きさによっては、靭帯損傷や骨折を伴うこともあります。

 

タナ障害(滑膜ヒダ障害)

膝の関節の内部の関節腔という空間があり、その空間は滑膜ヒダという膜のような壁で仕切られています。膝蓋骨と大腿骨の間のヒダが物をのせる棚のように見えるために「タナ」と言われています。

タナ障害(滑膜ヒダ障害)は、膝の曲げ伸ばしを繰り返すことで滑膜ヒダが膝蓋骨と大腿骨の間に挟まり、強く刺激を受けることで炎症を起こし、腫れや痛みが出ます。

タナ障害(滑膜ヒダ障害)の特徴としては、10~20歳代の若い人に多く、男性よりも女性の割合が高いと言われています。

スポーツ時などに、膝の皿の内側に痛みやひっかかり感、屈曲時に痛みがでます。

初期段階では膝を動かした時の痛みですが、放っておくと膝を動かしていない安静時にもジンジンとした痛みがでるようになるのが特徴です。

 

膝痛の種類や原因について、その特徴をお話させていただきました。

膝の痛みや不調は、初期段階での治療が肝心です。少しでも膝に異常を感じたら、すぐスポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店にご相談下さい。

 


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