膝の痛み

  • 朝ベッドから起き上がる時に膝が痛む…
  • 痛くてイスから立ち上がれない…
  • 階段の昇り降りが辛い…
  • 膝の内側や膝蓋骨の下が痛む…
  • 最近、膝が変形してきた…

膝の痛みの原因と症状 | スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店

膝の痛みは、日常生活において頻繁に起こりやすく、その原因は多岐にわたります。まず、関節軟骨の摩耗が一般的な膝の痛みの要因となります。これは変形性膝関節症と呼ばれ、加齢や過度な負担によって軟骨がすり減り、骨同士が直接摩擦することで痛みが発生します。

また、半月板損傷も膝の痛みの一因です。半月板は膝関節内でクッションのような働きをしており、急激な動きやねんざによって損傷が生じ、痛みや腫れが現れます。これに加え、靭帯や腱の損傷も膝痛を引き起こすことがあります。

 

 

まず膝の痛みについて知るには、膝の構造を理解することが重要です。

1.膝の構造

膝の骨は、大腿骨(太ももの骨)、脛骨(すねの骨)、腓骨(膝の横からくるぶしまで伸びている骨)、膝蓋骨(膝のお皿の部分)の4つから構成されています。

腓骨以外の骨の表面には関節軟骨があり、これは関節が滑らかに動くための役割を果たしています。また、大腿骨と脛骨の間には半月板があり、これも骨同士の衝撃を和らげるクッションのような役割をします。

大腿骨と脛骨の間は、前十字靭帯(じんたい)や後十字靭帯などの4つの靭帯でつながっており、膝蓋骨は大腿四頭筋(太ももの筋肉)と膝蓋腱(しつがいけん)に支えられています。

2.痛みの原因

膝の痛みの原因として、疾患やケガ、膝の変性、運動不足などが挙げられます。痛みが生じる場合、膝自体に問題がある場合と膝以外に問題がある場合があります。

 

➀膝自体に問題がある痛み

関節リウマチ:全身の関節に炎症を引き起こす疾患で、関節炎による腫れや痛みがあります。重症化すると、膝が変形し歩行困難になることもあります。

変形性膝関節症:加齢により膝関節の軟骨がすり減って半月板にもダメージが及び、炎症が起こることで膝に痛みが生じます。中高年によく見られます。

半月板損傷:激しい運動や事故などで膝に強い衝撃が加わると、半月板に断裂が生じます。半月板が膝関節のクッションの役割を果たせなくなり、膝に痛みが出ます。

前十字靭帯損傷:前十字靭帯は大腿骨と脛骨をつないでいる靱帯の一つで、骨がずれないよう安定させ、関節のさまざまな動きを可能にしています。前十字靭帯に損傷が起こると、膝に痛みが出てスムーズな動きができなくなります。この疾患は、スポーツ選手などの若年層から中年層によく見られます。

膝関節の摩耗:加齢により膝関節の摩耗や損傷などの変性が起こると、膝に痛みが出ます。また、運動不足で太ももやお尻の筋力が低下すると、膝への負担がかかりやすくなり、膝軟骨がすり減ることで痛みが出やすくなります。

膝関節の柔軟性低下:運動不足による膝の痛みが出ると、膝関節の代謝も悪くなり膝関節の柔軟性が低下します。そうなると、周辺組織に痛みを感じやすくなり、脚も伸ばしにくくなります。筋肉や関節の柔軟性が低下している状態で無理に運動をすると、膝に負荷がかかるため痛みが出やすくなります。

 

➁膝以外に問題がある痛み
膝に痛みが出るのは、膝自体に問題がある場合だけではありません。肥満、腰回りの疾患、股関節周辺の疾患などが膝に負担を与えているケースもあります。ほかにО脚、X脚、外反母趾なども膝の痛みの原因としてあげられます。

 

 

「膝の痛み」改善のための3つの選択肢 | スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店

「膝の痛み」改善のための選択肢は、大きく分けて3つあります。

自宅でのセルフケア

膝の痛みのセルフケアは、症状の緩和と機能の向上に焦点を当てることが重要です。以下は自宅で行えるいくつかのアプローチですが、個々の症状や状態に合わせて注意が必要です

軽い運動とストレッチ:軽い有酸素運動(散歩や水中エクササイズなど)は関節を柔軟に保ち、筋力を向上させます。同時に、太ももの筋肉を中心にストレッチを行い、関節にかかる負担を軽減します。

体重管理:体重の適切な管理は、膝関節にかかる負担を軽減するのに役立ちます。健康的な食事と適度な運動を組み合わせて、適切な体重を維持しましょう。

適切な靴の選択:サポートのある靴を履くことで、足や膝にかかる負担を軽減できます。適切な靴を選ぶことで歩行時の安定性が向上し、関節へのストレスが減ります。

温熱療法と冷却療法:炎症がある場合は冷却療法が有効です。逆に筋肉の緊張がある場合は温熱療法が適しています。ホットパックやアイスパックを使って、症状に応じて交互に行います。

エルゴノミクスの工夫:日常生活での姿勢や動作に注意を払い、膝にかかる負担を軽減するためにエルゴノミクスを考慮しましょう。座り方や立ち方、物を持つ姿勢などに気をつけることが重要です。

セルフケアを実践する際は、無理な動作や痛みを感じる場合は避け、専門家と相談しながら適切なケアプランを立てることが重要です。

ただ、自宅でのセルフケアで痛みの原因が無くなる訳ではありません。また、間違った知識や方法でのセルフケアは、反って状態を悪化させる場合もあります。

症状が悪化する前に専門家に相談して、適切な治療を受けるようにしましょう。

整形外科を受診する

整形外科では、CTやMRIなどの画像検査を活用し、膝の痛みの原因特定ができます。

一般的な治療法としては、まず保存的療法が挙げられます。これには安静、生活習慣の見直し、理学療法などが含まれます。

また、痛みを和らげるための薬物療法も受けられます。非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)や筋弛緩剤の使用が一般的です。

進行した場合や保存的療法が有効でない場合、手術が検討されます。一般的な手術の選択肢には、人工膝関節置換術があります。これは、損傷を受けた軟骨や骨を取り除き、人工の膝関節を挿入する手術です。しかし、手術は最終手段と位置付けられ、慎重に検討されるべきです。

ただ、初期の膝の痛みに対しては、お薬と湿布薬が処方されて、あとは様子を観る保存療法というのが整形外科での基本的なアプローチです。

抗炎症薬や鎮痛剤については、1分でも早く痛みを止めたいという場合には有効ですが、痛みを引き起こした原因が改善される訳ではありません。

炎症が治まって痛みが引いても、また再発しやすいという点には留意するべきです。

整骨院での治療を選択する

整骨院では、CTやMRIなどの画像検査は出来ませんが、患者の症状や原因に基づいて、様々なアプローチを用いて治療を行います。

それぞれの症状や状態に合わせた、個別の治療プランが提供できるのが整骨院の強みです。

まず初めに、整骨院では関節の可動域を向上させるための運動療法が行われます。特に膝周りの筋肉を強化し、関節のサポートを強化することが重要です。これにより、膝関節にかかる負担を軽減し、痛みの緩和が期待できます。

整骨院での治療の一環として、骨盤矯正やカイロプラクティックなどの手技療法を用い、関節や筋肉のバランスを整えます。適切な姿勢や動きをサポートするために、関節の可動域を改善し、筋肉のバランスを整えることが重要です。これにより、神経や血管の圧迫が緩和され、膝への負担が軽減されることが期待されます。

鍼灸師のいる整骨院では、痛みの緩和施術も受けられます。鍼を使用して特定の経絡やツボを刺激することで、血液循環を促進し、神経伝達を改善する効果があります。これにより、膝の痛みを緩和することが期待されます。

また、適切なトレーニングやストレッチも指導し、患者様が日常生活での姿勢や動作に注意を払えるようサポートしてくれます。

整骨院で治療を受ける際の留意点としては、整骨院では手技が中心に行われるため、施術者によって知識や治療技術にバラつきがあるという点です。

正しい理論やエビデンスに基づいた効果的な治療が行われているか、見極める必要があるかも知れません。

どのような治療理念で、どんな治療を行っている整骨院を選択するか?が大切になります。

スポルト鍼灸整骨院の行う「膝の痛み」に対する治療 | スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店

 

 

スポルト鍼灸整骨院の行う根本改善治療は、神経と血液の流れを正常化し、自然治癒力を高めることを目的としています。

神経と血液の流れを妨げている根本原因を追究し、骨盤矯正、筋膜リリース、神経調整などを組み合わせて根本原因にアプローチする治療法を「根本改善治療」といいます。

身体を構成する「骨格」「筋肉」「神経」3つの要素に同時にアプローチできるのが特徴です。

 

「骨盤矯正」で姿勢の乱れ、骨盤の歪みをリセットします。

骨盤は身体の土台、背骨は大黒柱です。

土台である骨盤の歪みを矯正し、骨盤が正しい位置に安定することにより、背骨の正常なS字カーブを復元し、痛みの発生源の負担を減らしていきます。

痛みやシビレを解消するにも、まず土台を整えることが大切です。

「筋膜リリース」で筋肉調整と血流促進します。

筋肉を包み込む「筋膜」をリリースすることで、凝り固まった筋肉に柔軟性を取り戻し、その周辺の血流やリンパの流れを促進していきます。

乱れた姿勢のまま筋肉が凝り固まった状態では、骨盤矯正の効き目も半減してしまいます。

痛みやシビレの解消のためにも、全身の筋肉を柔らかくすることは不可欠です。

骨盤が矯正され、筋肉が柔軟性を取り戻すことで、内臓の働きも促進されます。

「神経調整」で過敏になった神経を鎮めます。

長い間、痛みやシビレなどの同じ状態が続くと、筋肉と同様に神経も疲労し、感覚異常や知覚鈍麻、または痛みに過敏な状態を引き起こしています。

骨盤や筋肉が正しい状態に戻ることで、ある程度の改善は見込めますが、スポルト鍼灸整骨院武蔵小金井店では、必要に応じて鍼灸施術なども組み合わせた神経調整を行います。

過敏になった神経を鎮め、記憶してしまった痛みをリセットしていきます。

 

 

「スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店」の考える健康の定義とは、「痛みもなく快適な日常生活が送れて、自分のやりたい事ができること」「身体的・精神的に調和が取れて安定していること」です。

目の前の痛みを取るだけでなく、その根本的な原因にアプローチして「元に戻らない体作り」を目指すという治療理念のもとに施術を行っています。

痛みが取れた時点で治療を終えられて、また同じような痛みの再発で再び来院される方がとても多くいらっしゃいます。

痛みが取れても根本的な原因を解決して「元に戻らない体作り」をしなければ、何度も同じことを繰り返してしまいます。

「スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店」では、その治療のプロセスとして「改善予防型プログラム治療」を提供しています。

検査やカウンセリングにより患者様お1人お1人の症状に合わせた個別の施術プログラムを作成し、骨盤矯正に、筋膜リリースや神経調整(鍼灸治療)を組み合わせて根本から改善します。

身体を構成する骨格・筋肉・神経の3要素全部にアプローチ出来るのが特徴です。

皆様のお悩みが根本的に改善されるよう、私たちは本気で施術に当たらせて頂きます。

長い間同じ症状で悩まれている方、もう同じ痛みを繰り返したくないという方は、是非一度ご相談下さい。

 

 

 

《※本記事はスポルト鍼灸整骨院代表 / 川田英雄(厚生労働大臣認可 : 柔道整復師)が監修しています。》