腰椎分離症と腰椎すべり症〈武蔵小金井の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店」〉
2022年04月18日
こんにちは!
武蔵小金井の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店」です。
今回は『腰椎分離症』の痛みについて書いていきます。
腰椎分離症とは
腰椎分離症とは、腰椎の後方部分に亀裂が入り分離した状態です。
捻挫や打撲のように一回で発症するのではなく、スポーツの練習でジャンプやダッシュなどを繰り返すことで起こります。
成長期の骨の構造が弱い時期、小学生から高校生に発生することが多く、背中を反らす動作で腰の痛みを訴えるのが特徴です。
小学生から高校生で2週間以上続く腰痛、背中を反らして痛い、腰椎(腰の骨)を叩いたり押したりして痛みは腰椎分離症を疑いましょう。
腰椎分離症はレントゲンで診断できます。
もし腰椎分離症と診断されたら、コルセットを作って骨が癒着するのを待ちます。
腰椎分離症は反復運動から来る疲労骨折ですので、骨が癒着まで固定する必要があります。
骨の癒着する期間について
骨の癒着する期間は、腰椎分離症の診断時期によって大きく異なります。
初期の場合は2~3ヶ月で癒着しますが、進行期では4~6ヶ月、終末期では1年以上掛かり、最悪の場合では癒着しないこともあります。
ですから、腰椎分離症の場合は早期発見、早期治療が非常に大切です。
もし腰椎分離症と診断されてしまったら、まずストレッチで下腿の柔軟性を出しましょう。
続いて臀部のストレッチ、体幹のトレーニングを行っていきます。
早期に分離が発見できた場合、しっかりとリハビリとコルセットによる固定をすれば、大半が完治します。
腰椎すべり症とは
反対に発見が遅れてしまった場合、骨が癒着せずに、最悪「腰椎すべり症」へ移行する可能性もあります。
腰椎すべり症とは、分離した腰椎が癒着せずにズレてしまった状態です。
腰椎すべり症になると腰を反らした時の痛みだけでなく、分離部などで神経根への圧迫が起こる場合があります。そうなると、足の方にまで痛みやシビレが出るようになります。
腰椎分離の場合、基本的にコルセットの着用など保存療法で治していくことが多いですが、腰椎すべり症の場合は手術療法も検討されます。
手術では神経への圧迫部分を取り除き、不安定な状態になっている腰痛を固定して安定させます。
スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店では、腰椎分離の治療とリハビリを行っています。
患部のマッサージや自宅でできるストレッチ、体幹トレーニングなどを指導して根本改善を目指します。
小学生から高校生で腰に痛みがある方は、一度スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店にご相談下さい。