ギックリ腰になった時に、お風呂に浸かるのは厳禁⁈

2021年12月13日

こんにちは!

武蔵小金井の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店」です。

最高気温が10℃に満たない日も出てきました。体調管理には十分に気を付けて下さい。

今回は「ギックリ腰になった時に、お風呂(湯船)に浸からない方が良い理由」について書いてきます。

 

 

温泉や入浴剤の効能に、よく「腰痛」と書いてあるのを一度はご覧になったことがあると思いますが、お風呂(湯船)に浸かると体が温まり、血行が促進されて腰痛以外にも肩こりやスポーツなどによる筋疲労や筋緊張を軽減させます。

悪い姿勢(または同一姿勢)で長時間を過ごしたり、筋肉を酷使すると疲労が蓄積し、血行不良を起こしてしまいます。血行が悪くなると疲労物質や老廃物が筋肉に留まり、神経が発痛物質を放出して痛みを引き起こします。

また、体が冷えることでも血行不良を引き起こし、同様に痛みを感じやすくなります。

このように、日常生活の疲れからくる腰痛は、血行不良によって引き起こされるものがほとんどです。

湯船にゆっくり浸かることで血行が促進され、血液を全身に行き渡らせることで老廃物や発痛物質が流れて痛みが少しずつ治まっていきます。

自宅で湯船に浸かるときは、保湿効果や血管拡張効果が含まれている入浴剤を使用するのもお勧めです。

 

ギックリ腰にお風呂は厳禁

 

 

逆に温めると痛みが増強する腰痛もあります。

それが、ギックリ腰です。

ギックリ腰とは、くしゃみをしたり、急に立ち上がろうとした時に、筋肉が肉離れを起こした状態です。

ギックリ腰になると、患部では炎症が起こっています。損傷した個所を修復するために血液が集まり、腫れや熱、更に強い痛みも伴います。

この炎症は患部を冷やすことで抑えることができますが、お風呂などで温めてしまうと、血行が促進されて炎症が更に進み、痛みがより強くなってしまう可能性があります。

ギックリ腰の時はお風呂に入って温めずに、逆にアイシングなどで冷やして下さい。

ビニール袋に氷を入れて10~15分程度冷やして、1時間くらい間を空けて、また10~15分程度冷やす、これを2~3回繰り返すと炎症が早く治まります。

ギックリ腰になった時は冷やして炎症を抑えつつ、安静にするのが一番です。

数日経っても全く痛みが治まらない場合は椎間板ヘルニアなどの可能性も考えられます。

 

少しずつ動けるようになったら、スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店へお越しください。骨盤矯正や筋膜リリースなどで周りの筋肉の負担を減らすだけでも、炎症や痛みが早く治まります。