手指の痛みの原因は?〈武蔵小金井 スポルト鍼灸整骨院〉

2021年12月13日

こんにちは!

武蔵小金井の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店」です。

年末が近づき、仕事・プライベート共に忙しくなってきた方も多いと思います。快適なお正月を迎えられるよう、体調管理に気を付けていきましょう。

今回は、手指の痛みの原因にはどのようなものがあるのか、ご紹介していきます。

 

 

「ヘバーデン結節」

一般的に40歳以降の女性に比較的多く発生し、男性の10倍と言われています。

【状 態】

人差し指から小指にかけて第1関節が腫れたり、指の曲げ伸ばしで痛みを伴うこともあります。痛みがあると強く握ることが難しくなり、動きも悪くなります。指先に力が入らないため、容器のふたが開けられない、強く握ると第1関節が痛むなどがあります。

 

「ブシャール結節」

余り聞いたことが無いかもしれませんが、手指の変形の1つになります。

発症する頻度の高い順から、DIP関節(第1関節)〈ヘバーデン結節〉、母指CM関節、PIP関節(第2関節)〈ブシャール結節〉と言われており、ブシャール結節はヘバーデン結節の20%に合併して起こります。40歳以降の女性に多くみられ、女性の罹患頻度は男性10倍にもなります。

【状 態】                                     腫脹、疼痛のほかに、急性期には発赤などの炎症を伴う場合があります。慢性期には第1関節の屈曲変形も起こります。

 

「ばね指」

掌側の指を曲げる筋肉の腱が通る腱鞘に起きる「腱鞘炎」です。

【原 因】                                    「ばね指」は指を良く使う仕事やスポーツ、手芸などで指を使い過ぎる事が挙げられます。

【状 態】                                     指が曲がったまま伸びなくなったり、指の曲げ伸ばしの際に掌に痛みが出る。悪化すると腫れたり、押さえると痛みが強くでます。

 

「マレットフィンガー」

いわゆる「突き指」ですが、指先の骨が欠けたり骨折する事もあります。

【原 因】                                      野球やバレーボール、バスケットボールなどの球技スポーツで頻発し、指尖部または背側からの外力によってDIP関節(第1関節)が急激に曲げられる事によって起こります。 

【状 態】                                      DIP関節(第1関節)に腫れや痛みが起こり、曲がったまま伸ばせなくなります。伸筋腱の損傷、末節骨背側の骨折、末節骨の掌側亜脱臼を伴う場合もあります。

 

手指の痛みの種類や原因について幾つかご紹介させていただきました。

手指の痛みや変形は、出来るだけ早期の適切な治療が必要です。気になる症状がありましたら、早めにスポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店にご相談下さい。