湿布を貼っても肩こりが解消しないワケ〈武蔵小金井 スポルト鍼灸整骨院〉

2021年01月19日

こんにちは、小金井市のスポルト鍼灸接骨院 武蔵小金井店 院長の伊藤です。

新型コロナウィルスの感染拡大中です。皆様、感染対策をしっかり行いましょう!

 

スマホやパソコンが普及している世の中で、肩こりの方が増えています。

肩こりでお悩みの方は、運動やストレッチ、お風呂に浸かったりと、いろいろな対策を実行していると思います。

中でも、湿布を使って肩こりを解消しようとされている方も多いと思います。

湿布を使うと最初は「スース―して気持ちいい」「楽になっている気がする」などありますが・・・

 

その肩こり、ホントに解消されてますか?

今回は「湿布を貼っても肩こりが解消しない理由」についてお話しします。

 

肩こりとは、長時間同じ姿勢でいることにより、肩周りの血行が悪くなって筋肉が硬くなった状態を指します。その状態を放置すると、痛みが発生して肩こりの症状が出ます。

基本的に肩こりの対策としては、運動をしたり、お風呂に浸かったり(10分~15分)する事で血流を良くすることで改善出できます。

反対に、冷やしてしまうと筋肉が硬くなり、より肩こりが悪化しますので、スースーするような冷湿布は逆に症状を悪化させることがあるので注意が必要です。

冷湿布は消炎鎮痛作用のある薬ですが、肩こりの解消や血行を促進する薬ではないので、用法には注意が必要です。

それでも使うと楽になるという方も、最長でも6時間程度で剥がして下さい。肌ストレスを避け、筋肉の緊張を和らげますので、是非やってみてください。

肩こりの解消には、姿勢の改善、パソコン作業時の環境整備、運動(ストレッチ、ヨガ等)や10分前後の入浴などが有効です。

姿勢の改善や環境整備はすぐ出来なくても、運動や入浴は直ぐに出来るので、肩こりにお悩みの方は是非実行してみて下さい。