偏頭痛の対処法、冷やす?温める?〈武蔵小金井 スポルト鍼灸整骨院〉

2021年10月20日

こんにちは!

武蔵小金井の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店」です。

今回は「頭痛の時は冷やした方が良いのか?温めた方が良いのか?」をご紹介してきます。

 

 

結論は・・・

頭がズキズキするような「偏頭痛」の場合は冷やす、頭がギューッと締め付けられるような「緊張型頭痛」は温めるのが基本です!

 

最初に偏頭痛から解説していきます。

偏頭痛は頭の片側または両側にズキンズキンと強い痛みが起こるものを言います。

脳の血管が拡張して脳神経の1つ、三叉神経が刺激されることで起こると考えられています。原因は光や騒音、ストレス、肩こり、脱水状態、気圧の変化、アルコールなど様々です。

血管が拡張して痛みが起こる偏頭痛の場合は、冷やすことで状態が軽快することが多くあります。痛みを感じたら、こめかみの脈打つ部分を冷却シートや氷枕、濡れたタオルなどで冷やすと効果的と言われています。

偏頭痛は軽度の運動でも痛みが憎悪されやすい傾向があります。さらに、光や音などによる刺激も痛みを憎悪する可能性がありますので、出来るだけ室内を暗くし安静にして過ごしましょう。

初期の痛み始めには、血管収縮作用のあるカフェインを含んだコーヒーなどを摂ると、痛みが緩和されることがあります。

 

 

次は緊張性頭痛について解説します。

「緊張型頭痛」は、肉体面、精神面の緊張から起こる頭痛で、頭全体が締めつけられるような痛みが特徴です。

首や肩周りの筋肉が緊張して血流が悪くなり、脳への供給量が減ることで痛みが出ると言われています。原因は長時間の同じ姿勢や目の疲れ、ストレス、運動不足、姿勢不良、冷房による冷え過ぎなど様々です。

筋肉の血行が悪くなることで起こる緊張型頭痛は、「温める」ことや「体を動かす」ことが痛みの緩和に効果的と言われています。

お風呂や温泉に浸かって体を温めたり、ストレッチで首や肩を動かしたりしてみましょう。肩や首に蒸しタオルなどを当てて温めるのもおすすめです。

 

頭痛が出た時は、ご紹介したように状態に合わせて冷やしたり温めたりしてみてください。

基本的にはご紹介した方法で緩和されることが多いですが、「偏頭痛」でも温めた方が良かったり、「緊張型頭痛」でも冷やした方が良かったりすることもあります。そのような場合は無理に温めたり冷やしたりせずに、症状が緩和される方を選択して下さい。