腰痛の塗り薬に効果はあるの?〈武蔵小金井 スポルト鍼灸整骨院〉

2021年06月25日

皆さんこんにちは!

スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店 院長の伊藤です。

暑い日が続きますが、皆さん体調管理をしっかり行って夏本番を迎えましょう。

 

スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店では、最近、梅雨や寒暖差による腰痛で来院される方が急増しています。

腰が痛くなると湿布や塗り薬で痛みを取ろうとする方も多くいらっしゃいますが、「いろんな薬を試したけど良くならない」と言う声も多く聞かれます。

 

 

そこで、今回は塗り薬のお話をさせて頂こうと思います。

基本的に塗り薬は腰痛に有効で、特に急性期の腰痛(ギックリ腰など)には非常に効果的です。

「痛み止め」などに使う湿布や塗り薬には、痛みを緩和し、炎症反応を抑える消炎鎮痛成分が含まれています。主な成分としては、ロキソプロフェンナトリウム、サリチル酸グリコール、インドメタシン、フェルビナクなどが挙げられます。

ギックリ腰などのケガで筋肉に損傷が起こると、体の中でシクロオキシゲナーゼという酵素が働きだします。この酵素には痛みや炎症を起こす物質を作りだす働きがあります。

湿布や塗り薬の消炎鎮痛成分ロキソプロフェンナトリウムにはこの酵素を抑制する働きがあるため、痛みが緩和されます。

 

 

塗り薬の使用方

急性期の腰痛(ギックリ腰)の場合、患部が炎症を起こしている状態なので、まずは冷やすことが重要です。アイシングの後に塗り薬を使用し安静にして下さい。

また、筋肉疲労の緩和効果が期待できるものとして、ビタミン剤(ビタミンB1、B6、B12、Eなど)を服用するのも効果的です。

炎症が起きているときに体を温めてしまうと、血流が促進されて痛みが強くなることがあります。痛めた当日は湯船に浸からず、シャワー程度にすることがお勧めです。

 

痛みを繰り返さない体になるには

湿布や塗り薬は、あくまでも一時的に痛みを抑えるものです。

痛みを繰り返さない体を作るには、根本原因に対するアプローチが必要です。

慢性的な腰痛を抱えている方やギックリ腰を繰り返す方は、身体のバランスが崩れている状態です。

是非一度ご相談下さい。