雨の日に頭が痛くなるのは何故?〈武蔵小金井 スポルト鍼灸整骨院〉

2021年06月2日

皆さんこんにちは!

小金井市のスポルト鍼灸接骨院武蔵小金井店 鍼灸師の吉野です。

今回のブログは、これから始まる梅雨の時期とも関係のある、雨の日に頭が痛くなる原因はなにか?というテーマで書いていきたいと思います。

 

 

雨の日の頭痛の原因は“気圧”!?

天気の変化によっておこる頭痛を体験された方は多くいらっしゃると思いますが、その原因は気圧の変化を感じ取る耳の中の内耳と呼ばれる器官で起こります。

天気が変わり、内耳で気圧の変化を感じると、自律神経のうちの交感神経が活発に働きます。この交感神経が活発になることで体温を上昇させたり、血管を収縮させたりします。血管が収縮することで血液循環が悪くなり、脳に血液が行かなって頭痛が起こります。

 

雨の日に起こる頭痛への対策は?

【自分で出来ること】

雨の日に起きる頭痛は、ストレッチで改善することがあります。

ストレッチは首や肩の周りだけでなく、全身のストレッチを行うのがお勧めです。

ストレッチは筋肉をほぐして全身に血液を行きわたらせる効果があります。そのため、気圧の変化によって生じた血行障害を改善し、頭痛を軽減する効果が期待できます。

他にも、耳のマッサージをすることでも改善が期待できます。

気圧の変化を感じるのは前述の通り耳の中の内耳です。ですから、両耳をつまんで上下左右に回したり、耳の斜め前のこめかみ部分を押したり、耳を手のひら全体で圧迫してあげると、内耳のむくみが解消されて頭痛が軽減されます。

 

 

【自分では出来ないこと】

鍼灸整骨院や鍼灸院などで鍼施術を受ける。

鍼施術には自律神経を整える効果があります。鍼の刺激によって副交感神経が優位になり、交感神経の活動が抑えられます。

頭痛の原因は交感神経の活動が優位になったことで血管が収縮して起こります。逆に副交感神経が優位になることで血管が拡張され、血行障害が改善することで血行が良くなり、頭痛が収まります。