肉離れの時の対処法やストレッチ方法は?〈スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店 〉

2022年11月30日

みなさん、こんにちは。

武蔵小金井の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店」です。

 

前回、肉離れ(正式名称:筋挫傷)についてご紹介しました。

スポーツをやっている方であれば誰でも、肉離れに気を付けていることと思います。

しかしながら、いざ肉離れになってしまったとき、「どうすれば良いのか分からない」「きちんと対処できる自信がない」という方もいるのではないでしょうか。

という訳で、今回は肉離れになってしまったときの対処法や、肉離れを引き起こした時に効果的なストレッチなどをご紹介していこうと思います。

 

 

肉離れになったときの対処法

実際に肉離れを起こしたとき、まず行うのは運動の中止です。

そもそも痛みにより運動はおろか、動くことも難しいかとは思いますが、痛みが軽い場合でも、無理に動かすのは厳禁です。

肉離れになりやすい部位としては、前回お伝えした通り、太ももやふくらはぎです。

運動を中止したら、痛みを感じる部分を、水に濡らしたタオルや氷嚢などで冷やし、しばらく安静にしておきましょう。

このとき、あまりに冷た過ぎるものを使ったり、長時間冷やし過ぎたりしないように気を付けて下さい。

筋肉は冷やされるとどうしても硬くなってしまいます。

実際、お風呂の後に柔軟体操をしやすいのは、温かいお湯につかった後で、筋肉がほぐれているからです。

その逆で、冷やすことによって筋肉が硬くなってしまえば、血行が悪くなり、肉離れからの回復力が落ちてしまいます。

アイシングをする際には、水に濡らしたタオルを15分程度患部に当てるくらいで充分です。

すぐに医療機関へ行くのが一番ですが、どうしてもすぐに行けない場合は、「肉離れの時に行えるストレッチ」を参考になさってください。

 

 

肉離れの時に行えるストレッチ

肉離れを引き起こした時には、クッションなどを使って、足を高く持ち上げた姿勢を取ると、痛みが緩和します。

よく、怪我をしたときには患部を心臓より高くするように言われますが、肉離れの時も同じです。

患部の腫れが広がるのを防止したり、痛みを軽減したりする効果があります。

 

では、肉離れの時に行えるストレッチはあるのでしょうか?

肉離れの治療の基本は、固定して安静にすることです。

しかしながら、固定したままの場合、内部組織が収縮しきってしまうため、収縮した組織を引き延ばす作業も必要となります。

そこで出てくるのが「肉離れの時に行えるストレッチ」です!

但し、痛みがまだ強かったり、症状が重い場合には、ストレッチが逆効果になる恐れもありますので注意が必要です。

状態がある程度回復してから、専門家の指示に従いながら行って下さい。

 

・椅子に座り膝をゆっくり曲げたり伸ばしたりする

・椅子に座った状態で、つま先をたてたり、地につけたりを繰り返す

・仰向けに寝転がった状態で、患部側の膝を曲げて太ももの筋肉を伸ばす

・うつ伏せになって、膝を曲げずに足を伸ばした状態で、腰から足先を持ち上げるなど

 

 

おわりに

今回は、肉離れの対処法やストレッチ方法について解説してきました。

肉離れは大変再発しやすく、注意が必要なケガです。

リハビリを適切に行うことで、再発予防にも繋がります。

もし肉離れを起こした時は、今回ご紹介したストレッチを試してみてくださいね!