ひざ痛にはどんなサプリメントがいい?〈武蔵小金井 スポルト鍼灸整骨院〉
2021年09月4日
小金井市のスポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店 院長の伊藤です。
暑さがまだまだ続きますので、水分補給はしっかり行って下さい。
年を取ると、ほとんどの人にのし掛かってくる問題「ひざ痛」ですが、なぜ年を取ることで起こるのか? 痛みを改善させるためには何が効果的なのか? などについてお伝えします。
今回は、ひざ痛とサプリメントについて説明していきます。
●年を取ることで起こるひざ痛は軟骨成分の減少
ひざ痛に最も関与しているものが「膝軟骨」という成分です。
年を取るとともに、ひざ痛はより際立って現れますが、その原因は、年を重ねるとともに減少していく軟骨成分にあります。
骨と骨(関節)の間に軟骨が存在していて、関節の動きを滑らかにする役割や、体重や動きの中での衝撃を吸収する緩衝材のような役割もしています。
そんな軟骨も年を重ねるとともにすり減っていきます。軟骨がなくなると、関節が衝突してしまい、痛みが現れます。
●「プロテオグリカン」「II型コラーゲン」が話題になる理由
ひざ痛の効果的な成分として、「プロテオグリカン」「II型コラーゲン」が話題となっています。
軟骨は約70〜80%が水分で、約15%前後がII型コラーゲン、約5%前後がプロテオグリカン、その他(ヒアルロン酸など)が5%で構成されています。比率からしても、二つの成分が話題にされているのがわかりますね。
プロテオグリカンは、骨と骨の間にある軟骨の弾力性や衝撃を分散する働きがあります。Ⅱ型コラーゲンは、軟骨の中にある水分を保つ働きがあるので、とても重要な成分になります。
ひざ痛の効果的なサプリメントの選び方
次に、ひざ痛で悩んでいる方に効果的なサプリメントの選び方をご紹介します。
先ずは、軟骨の弾力性の働きをしているプロテオグリカンは欠かせない成分です。ひざ痛で悩んでいる人は、プロテオグリカンが減少して軟骨のクッション性が下がっているので、プロテオグリカンを補うことできれば、ひざ痛の悩みを少しでも解消できると思います。
プロテオグリカンの成分の目安としては、約5mg以上が望ましいとされていますので、5mg以上の成分が含まれているサプリメントを選ぶといいと思います。「あおもりPG(プロテオグリカン)」のサプリメントを選ばれるといいですね。
水分の保持の効果があるII型コラーゲンも、大切な成分です。II型コラーゲンの成分の目安は約10mg以上ですので、10mg以上のサプリメントを選ぶといいと思います。