手足のシビレ

  • 何もしていないのに手足が痺れる…
  • スポーツ中に急に腰に痛みが出た…
  • パソコン作業をしていると指が痺れる…
  • 慢性的な腰の痛みがある…
  • 最近ストレートネックが気になる…

手足のシビレの原因と症状 | スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店

まず、手足のシビレの主な原因の一つは、神経障害です。神経が圧迫されたり損傷したりすると、情報の正確な伝達が阻害され、シビレが生じます。

最もよく知られているのは、糖尿病に伴う末梢神経障害です。高血糖が神経を傷つけ、手足に異常な感覚をもたらします。

他にも、頸椎ヘルニアや椎間板ヘルニア、腰椎症などの脊椎の問題も手足のシビレの原因となります。

また、ビタミンB12の不足も神経損傷を引き起こし、シビレを招くことがあります。これは特にベジタリアンや高齢者に注意が必要です。

さらに、狭窄性動脈硬化症やギラン・バレー症候群など、自己免疫疾患も手足のシビレの原因の一つです。こうした疾患では、免疫系が誤って神経を攻撃し、異常な感覚が生じます。

手足のシビレの症状は、しばしば痺れやチクチク感、冷えた感覚として現れます。これらは神経の異常な信号伝達によるもので、無視せずに適切な対策を取ることが重要です。

対策としては、まず原因の特定が不可欠です。糖尿病が原因なら、血糖値の管理が必要です。脊椎の問題が原因なら、適切な運動や理学療法が役立ちます。ビタミンB12の不足なら、サプリメントを摂取することが勧められます。

手足のシビレは、放置すれば生活の質を低下させるだけでなく、深刻な合併症を引き起こすこともあります。自己判断や独自の対策は、逆に症状を悪化させる可能性があるため、専門家の診断と指導を仰ぎながら、正しい治療法を見つけることが重要です。

 

 

運動神経や感覚神経などの神経障害の原因は様々ありますが、障害が起こった場所によってシビレの原因は変わります。神経は「脳」「脊椎」「末梢神経」で障害されることが多く、それぞれ背後に疾患が隠れている場合があります。

脳に障害がある場合

●脳血管障害

脳出血や脳梗塞が発症した場合、末梢神経や脳皮質から感覚神経が通る部分に障害がおきます。障害が起きた部分だけではなく、他の機能にも影響が出て、障害が起きていない側の手足にシビレが起きるのが特徴です。痛みも伴う場合は視床への障害も疑われます。

脳梗塞の前兆としてみられるシビレの症状で一過性の脳虚血発作がありますが、症状が短時間で治ってしまう傾向があるため、「すぐ治ったから大丈夫」と見落とされがちです。思い当たる症状が出た場合は、早めに医療機関に受診してください。

●脳腫瘍

腫瘍が神経を圧迫して出てくる症状で、徐々に片側だけにシビレが出る場合が多く、感覚が鈍くなることもあります。

脊椎に障害がある場合

●変形性頸椎症

加齢による変性で、首の骨が変形する疾患で、骨棘(こつきょく)とよばれる尖った骨が形成される場合もあります。

骨棘が神経根を圧迫または刺激し、手足のシビレ、痛み、力が入りにくい(脱力)などの症状がみられます。

●頸椎椎間板ヘルニア

頸椎の骨と骨の間にある椎間板の組織が飛び出してしまっている状態で、脊髄や神経根を圧迫します。主に手のシビレや痛み、脱力などの症状が出ます。

●頸椎後縦靭帯骨化症

指定難病の一つで、頸椎を支えている後縦靭帯が骨化していく疾患です。

後縦靭帯が骨になる事自体は問題ないとされていますが、骨化した後縦靭帯が脊髄を圧迫して運動麻痺などの症状が出ます。

●腰椎椎間板ヘルニア

腰椎の骨と骨の間でクッションの役割をしている椎間板が飛び出した状態です。

椎間板の飛び出しによって脊髄や神経根を圧迫し、足のしびれや痛み、脱力などの症状が出ます。

末梢神経に障害がある場合

●胸郭出口症候群

第一肋骨と鎖骨の間が狭くなり、そこを通る腕神経叢や鎖骨下動静脈が圧迫されて、腕や手にシビレやだるさ、痛みなどの症状が出ます。

20代の女性やなで肩の人にかかりやすい傾向があります。

●手根管症候群

手首を頻繁に使う人に多い疾患です。

手首の手根管には正中神経が通っています。手首をよく使う人は手根管で正中神経を圧迫する事があり、シビレ、痛み、運動障害などの症状が出ます。

手を動かすと一時的に良くなることがありますが、特に起床時の痛みが強く、睡眠に影響が出るほど痛みが強くなることもあります。

内科的疾患によるシビレ

●糖尿病性神経障害

糖尿病は血管に炎症を起こしやすく、特に小血管の動脈硬化を引き起こします。神経を栄養する血管が障害されるため、神経障害が起こります。

手足の細い末梢神経が障害されることで、指先や足先がジンジンするようなシビレや、場合によっては痛みを感じることもあります。

●ビタミン欠乏

極度の偏食やダイエットによる食事制限、アルコール依存症の人にはビタミン欠乏がおきやすく、脚気やウェルニッケ症候群などの神経障害が起こります。

シビレの原因は神経障害の起こった場所によって変わります。

 

「手足のシビレ」改善のための3つの選択肢 | スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店

「手足のシビレ」改善のための選択肢は、大きく分けて3つあります。

自宅でのセルフケア

手足のシビレを改善するために、自宅で行えるセルフケア方法はいくつかあります。以下はそのいくつかの提案ですが、具体的な症状や健康状態によっては、医師に相談することが重要です。

適切な姿勢の確保:長時間同じ姿勢でいることがシビレの原因となることがあります。デスクワークやパソコン作業中は、姿勢を正しく保ち、定期的に休憩を取りましょう。

ストレッチとエクササイズ:手足の血行を促進し、神経を刺激するために定期的なストレッチや軽いエクササイズが有効です。特に首や肩、腰回りのストレッチが効果的です。

温熱療法:シビレの原因が筋肉の緊張や血行不良である場合、温かいタオルや湿布を使用して局所的に温熱療法を行うと緩和されることがあります。

冷却療法:逆に、手足の腫れや炎症が原因である場合は、冷却療法が有効です。アイスパックや冷却ジェルを使用して、炎症を軽減させましょう。

適切な靴の選択:足のシビレが足首や足底に起因している場合、適切な靴を選ぶことが重要です。足のアーチをサポートするインソールやクッション性のある靴を選びましょう。

これらのセルフケア方法を組み合わせて行うことで、手足のシビレを軽減できる場合があります。ただし、症状が続く場合や悪化する場合は、医師に相談することが必要です。

ただし、症状が続く場合や悪化する場合は、医師に相談することが必要です。また、間違った知識や方法でのセルフケアは、反って状態を悪化させる場合もあります。

症状が悪化する前に専門家に相談して、適切な治療を受けるようにしましょう。

整形外科を受診する

「手足のシビレ」に対する治療には、まず原因の正確な診断が不可欠です。整形外科では、CTやMRIなどの画像検査を活用し、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、腰椎すべり症、関節の状態など、原因の特定ができます。

一般的な治療法としては、まず保存的療法が挙げられます。これには安静、生活習慣の見直し、理学療法、物理療法、リハビリテーションなどが含まれます。

また、薬物療法も考慮されます。非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)や鎮痛剤(アセトアミノフェン)は炎症や痛みを和らげるために使用されることがあります。また、神経に作用する薬物やビタミン剤(B1、B6、B12)も処方されることがあります。これらの薬物は、神経の機能を改善し、シビレの症状を緩和するのに役立ちます。

ただ、原因のはっきりしないシビレに対しては、お薬と湿布薬が処方されて、あとは様子を観る保存療法というのが整形外科での基本的なアプローチです。

抗炎症薬や鎮痛剤については、1分でも早く痛みを止めたいという場合には有効ですが、痛みを引き起こした原因が改善される訳ではありません。

炎症が治まって痛みが引いても、また再発しやすいという点には留意するべきです。

整骨院での治療を選択する

整骨院では、CTやMRIなどの画像検査は出来ませんが、患者の症状や原因に基づいて、様々なアプローチを用いて治療を行います。

それぞれの症状や状態に合わせた、個別の治療プランが提供できるのが整骨院の強みです。

まず、患者の症状や生活習慣を詳細にヒアリングし、適切な検査を行います。これにより、シビレの原因を特定し、それに基づいて治療プランを立てることが可能です。

整骨院での治療の一環として、骨盤矯正やカイロプラクティックなどの手技療法を用い、関節や筋肉のバランスを整えます。適切な姿勢や動きをサポートするために、関節の可動域を改善し、筋肉のバランスを整えることが重要です。これにより、神経や血管の圧迫が緩和され、シビレの症状が改善されることが期待されます。

鍼灸師のいる整骨院では、シビレの緩和施術も受けられます。鍼を使用して特定の経絡やツボを刺激することで、血液循環を促進し、神経伝達を改善する効果があります。これにより、手足のシビレを緩和することが期待されます。

また、適切なトレーニングやストレッチも指導し、患者様が日常生活での姿勢や動作に注意を払えるようサポートしてくれます。

整骨院で治療を受ける際の留意点としては、整骨院では手技が中心に行われるため、施術者によって知識や治療技術にバラつきがあるという点です。

正しい理論やエビデンスに基づいた効果的な治療が行われているか、見極める必要があるかも知れません。

どのような治療理念で、どんな治療を行っている整骨院を選択するか?が大切になります。

スポルト鍼灸整骨院の行う「手足のシビレ」に対する治療 | スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店

 

 

スポルト鍼灸整骨院の行う根本改善治療は、神経と血液の流れを正常化し、自然治癒力を高めることを目的としています。

神経と血液の流れを妨げている根本原因を追究し、骨盤矯正、筋膜リリース、神経調整などを組み合わせて根本原因にアプローチする治療法を「根本改善治療」といいます。

身体を構成する「骨格」「筋肉」「神経」3つの要素に同時にアプローチできるのが特徴です。

 

「骨盤矯正」で姿勢の乱れ、骨盤の歪みをリセットします。

骨盤は身体の土台、背骨は大黒柱です。

土台である骨盤の歪みを矯正し、骨盤が正しい位置に安定することにより、背骨の正常なS字カーブを復元し、痛みの発生源の負担を減らしていきます。

痛みやシビレを解消するにも、まず土台を整えることが大切です。

「筋膜リリース」で筋肉調整と血流促進します。

筋肉を包み込む「筋膜」をリリースすることで、凝り固まった筋肉に柔軟性を取り戻し、その周辺の血流やリンパの流れを促進していきます。

乱れた姿勢のまま筋肉が凝り固まった状態では、骨盤矯正の効き目も半減してしまいます。

痛みやシビレの解消のためにも、全身の筋肉を柔らかくすることは不可欠です。

骨盤が矯正され、筋肉が柔軟性を取り戻すことで、内臓の働きも促進されます。

「神経調整」で過敏になった神経を鎮めます。

長い間、痛みやシビレなどの同じ状態が続くと、筋肉と同様に神経も疲労し、感覚異常や知覚鈍麻、または痛みに過敏な状態を引き起こしています。

骨盤や筋肉が正しい状態に戻ることで、ある程度の改善は見込めますが、スポルト鍼灸整骨院武蔵小金井店では、必要に応じて鍼灸施術なども組み合わせた神経調整を行います。

過敏になった神経を鎮め、記憶してしまった痛みをリセットしていきます。

 

 

「スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店」の考える健康の定義とは、「痛みもなく快適な日常生活が送れて、自分のやりたい事ができること」「身体的・精神的に調和が取れて安定していること」です。

目の前の痛みを取るだけでなく、その根本的な原因にアプローチして「元に戻らない体作り」を目指すという治療理念のもとに施術を行っています。

痛みが取れた時点で治療を終えられて、また同じような痛みの再発で再び来院される方がとても多くいらっしゃいます。

痛みが取れても根本的な原因を解決して「元に戻らない体作り」をしなければ、何度も同じことを繰り返してしまいます。

「スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店」では、その治療のプロセスとして「改善予防型プログラム治療」を提供しています。

検査やカウンセリングにより患者様お1人お1人の症状に合わせた個別の施術プログラムを作成し、骨盤矯正に、筋膜リリースや神経調整(鍼灸治療)を組み合わせて根本から改善します。

身体を構成する骨格・筋肉・神経の3要素全部にアプローチ出来るのが特徴です。

皆様のお悩みが根本的に改善されるよう、私たちは本気で施術に当たらせて頂きます。

長い間同じ症状で悩まれている方、もう同じ痛みを繰り返したくないという方は、是非一度ご相談下さい。

 

 

 

《※本記事はスポルト鍼灸整骨院代表 / 川田英雄(厚生労働大臣認可 : 柔道整復師)が監修しています。》