自律神経の乱れは薬だけで治る⁈〈武蔵小金井 スポルト鍼灸整骨院〉

2021年09月23日

こんにちは!
スポルト鍼灸整骨院武蔵小金井店です。

今回は「自律神経の乱れは薬だけで治る⁈」というテーマで書いていきたいと思います。

 

自律神経の乱れとは

私たちの自律神経は、心身共に活動的にさせる交感神経と、リラックス状態にさせる副交感神経が無意識にバランスを取って働いています。

悩みやストレス、プレッシャーなどによる負担や過労、不規則な生活などでこのバランスが崩れると様々な不定愁訴が表れます。

吐き気や倦怠感、腰痛、肩こり、頭痛、動悸、四肢のシビレ、胃腸不振など、表れる症状も様々です。

このような様々な症状が現れるのが自律神経の乱れた状態です。

 

 

自律神経は何の働きをしてるの?

私たちの体には、自分の意志で動かせる部分とコントロールが不能な部分とがあります。

例えば、手や足は何かの病気やケガがない限り、自分の意志で自由に動かすことができます。

一方、心臓の動きや胃腸の働きを自分の意志でコントロールすることはできません。

このように、自分の意志では動かせないけれど生命活動に関わる重大な部分の働き、これを自然にコントロールしている神経が自律神経です。

 

自律神経は意識や状態とは無関係に生命活動中は常に働きます。

その働きのおかげで、寝ている間も呼吸が止まることはなく日々の活動を安定しておくることができます。

外の気温の変化に合わせて体温調節や体内湿度調節を行うのも自律神経の仕事です。発汗、血管の収縮、血液量の変化なども自律神経が各組織に作用してこの働きを調整しています。

調整がうまくできずに乱れると、予想外の汗が出たり、反対に汗をかけなくなったり、冷えやのぼせ、ドライアイやドライマウスなどの状態がおこるようになるのです。

そのような自動的な働きを持つ自律神経は、生きるために欠かせない非常に重要な存在で、この働きのバランスが乱れることで、様々な不調がおこるようになってしまうのです。

 

自律神経の乱れによる不調

自律神経は全身の様々な器官の働きに影響する神経ですので、乱れから起こる不調も様々です。

その人の体質によっても目立つ不調が変わってきます。

腹痛や下痢といった胃腸状態が出やすい方もいれば、頭痛や吐き気などの不調が出やすい方もいます。

そしてフィジカル面だけでなく、メンタル面でも症状が認められます。心と体は密接に関係していて、内分泌系や免疫系などとも相互に関与しているからです。

 

自律神経の乱れは薬で治せるのか?

結論から言うと、自律神経の子乱れを薬のみで治すことは出来ません。

対処療法的に薬で状態を抑えることは出来ますが、完治させることは出来ないからです。

 

薬で不調を抑えて、生活習慣を変えて規則正しい生活を送ることが大切です。

早く寝て、朝日を浴びたり、散歩に行って新鮮な空気をたくさん吸ったりなど、自然と触れ合うのも大切です。

他にも、鍼施術がおすすめです。鍼を打つことで自律神経が整いやすくなります。

生活習慣を変えることと鍼施術による調整で、自律神経を正常に戻しましょう!