テニス肘になっても、やって良いこと〈小金井市の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店 」〉
2022年08月29日
みなさん、こんにちは。
小金井市の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店」です。
テニス肘は、その名の通りテニスプレイヤーに多く発症しますが、日常的に家事をしているだけでも、発症することがあります。
物をつかんで持ち上げる動作や、いわゆる雑巾絞りのような動作をすると、肘の外側から前腕にかけて痛みが現れます。
軽症の場合は自然治癒することもあるため、医療機関等に行かない方も多くあります。
そんなテニス肘ですが、悪化しないためには安静にしていることが一番です。
とはいえ、普段からスポーツをされている方が、いきなりスポーツを辞めてしまうのも辛いものがあります。
というわけで「テニス肘になっても、やって良いこと」について、今回はご紹介していきます!
テニス肘に良いストレッチ
テニス肘は正式な疾患名を「上腕骨外側上顆炎」といいます。
テニス肘でもやって良いストレッチは、「上腕骨外側上顆」に付着する筋を伸ばすための運動です。
上腕骨外側上顆は肘の外側に突起している骨です。
上腕骨外側上顆に付着する筋肉には以下のようなものが有ります。
●尺側手根伸筋 (手を小指側、手の甲側に動かす筋)
●総指伸筋 (人差指~小指を反らせる筋)
●回外筋 (腕を親指側に回す筋)
これらの筋肉を伸ばすために、出来るストレッチを下記にご紹介します♪
1.
まずは手関節のストレッチです。ストレッチをしたい方の肘をまっすぐ伸ばしましょう。
2.
そして、その手のひらを自分の体のほうへ向け、手の甲がしっかりと伸びるように反対の手で5秒程しっかり引っ張りましょう。
3.
手の甲をしっかりと伸ばせたら、次は肩関節のストレッチです。
ストレッチする側の親指を地面に向け、反対の手を使いながらストレッチをする側の肘を押します。
4.
この時に二の腕をなるべく胸に近付けていけるようにしましょう。このストレッチを続けることで、肘より先の前腕や肩関節周囲の筋肉を柔らかくすることができます。
5.
最後に、テニス肘の傷み具合によってはアイジングをすると良いでしょう。
テニス肘になるのは、関節の柔軟性の低下に因るものが多いため、上記のようなテニス肘に効果的なストレッチを実践してテニス肘の悪化を防ぎましょう!
今回は、「テニス肘でもやって良いこと」についてご紹介しました。
ご紹介した腕周りのストレッチはテニス肘の予防にも繋がります。
テニス選手はもちろんのこと、日頃から腕まわりを使う仕事をしている方も、毎日お風呂上がりに10分程度ストレッチするのがオススメです♪
ぜひ、実践してみてくださいね!