テニス肘〈小金井市の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店 」〉
2022年08月29日
みなさん、こんにちは。
小金井市の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店」です。
お盆も過ぎましたが、まだまだ暑い日が続いています。
熱中症に気を付けて、皆さんしっかり水分補給をしてくださいね!
もうすぐテニスの全米オープンが始まります。
今年は8月29日から9月11日までの開催です。
楽しみにされている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな皆さんに注意してほしい、「テニス肘」について、今回の記事では解説していきたいと思います!
テニス肘とは?
テニス肘と言うくらいですから、「テニス選手だけに発症する症状でしょ?」と、お考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、実はテニスをやっていない方でもテニス肘を発症することがあります。
もちろん、発症率が高いのはテニスをしているプレイヤーですが、日常で一般的な家事をしているだけでもテニス肘になってしまうことがあります。
この記事を読んでいる皆さん全員がテニス肘になる可能性があるため、テニス肘のことを知っておいても、まず損はないでしょう。
では、テニス肘とはどのような痛みなのでしょうか?
テニス肘の状態について
肘の外側に痛みが出るのが一般的なテニス肘の状態です。
私たちの肘の外側にある骨には、手首や指を伸ばすために、筋肉の腱がついています。
加齢や使い過ぎなどの原因によって、この骨と腱の結合が脆くなって痛みが発生します。
これをテニス肘(上腕骨外側上顆炎)と呼んでいます。
物をつかんで持ち上げる動作や、いわゆる雑巾絞りのような動作をすると、肘の外側から前腕にかけて、痛みが現れます。
なお、安静にしている時の痛みはないとされています。
テニス肘も、軽症の場合には自然治癒することも多く、実際に医療機関を受診する人はあまり多くないようです。
テニス肘の判断や施術について
医療機関で「テニス肘」と判断される時には、レントゲン検査のほか、「Thomsenテスト」「Chairテスト」「中指伸展テスト」など痛みの具合を調べるテストが行われます。
テニス肘と判断された場合には、安静が一番の対処方法です。
痛みが落ち着くまでは、テニスなどのスポーツや、腕から肘を使うような家事は控えるようにしましょう。
軽度の場合は、湿布を貼ったり、痛み止めの薬を飲んだりすることで解決します。
物を持つことができないほど痛みが強い場合には、ステロイド注射を行うこともあります。
痛みのある肘部分に直接ステロイド注射を使用ので、比較的早く痛みが軽減されるのが良い点です。
もしもテニス肘の痛みが慢性化してしまった場合には、温熱療法やレーザー治療といった理学療法を行うこともあります。
さまざまな施術法があるので、軽度重度にかかわらず、「テニス肘かな?」と思ったら、まずは相談することをおススメします。
おわりに
今回の記事では、誰にでも発症する「テニス肘」について解説しました。
テニス肘は自然治癒することもありますが、肘を伸ばしたり曲げたりする運動は日常的な家事で多く行うため、痛みが強いと日常生活を送るのも辛くなってしまいます。
肘の痛みにお悩みの方は、ぜひ一度スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店にご相談ください!!