産後の悩みを矯正しよう!〈スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井〉

2021年04月23日

こんにちは!

小金井市のスポルト鍼灸接骨院 武蔵小金井店です。

本日はママさん達の悩みである産後の骨盤についてお話しします。

 

 

産後の骨盤矯正とは

産後骨盤矯正とは、簡単に説明すると妊娠や出産に伴って起こる骨盤の開きを引き締める矯正です。

妊娠すると女性ホルモン(靭帯を弛緩するリラキシン)の影響で、骨盤周辺の筋肉や靭帯が徐々に緩んでいきます。

5~6ヵ月頃になると子宮が小骨盤からせり出し、骨盤内部の内圧が上昇して骨盤の上の部分が徐々に開いていきます。赤ちゃんの成長とともに骨盤はどんどん開いていき、陣痛が始まると多量のリラキシンが体内に放出され、骨盤だけではなく全身の筋肉や靭帯が弛緩して産道が開きやすくなります。

この時に骨盤の下の部分が大きく広がり、普段逆三角形になっている骨盤が四角形に変わっていきます。その結果、骨盤が大きく開いてしまい産後に体型が変化します。
帝王切開場合は骨盤の上の部分がメインに広がり、通常の分娩の場合は骨盤の上下の部分が両方広がります(※個人差があります)。

骨盤は人それぞれ形が異なり、開き方にも個人差があります。

産後歪んでしまう骨盤は、妊娠から出産にかけて分泌されるホルモンの影響により一時的に矯正しやすい状態になっていますが、骨盤が歪む原因はあくまでも生活習慣です。

矯正した後も生活習慣の改善は必要不可欠です。骨盤が安定するまで定期的な矯正をお勧めします。

 

産後の骨盤矯正はなぜ必要か?

ここまでいろいろな説明をしてきましたが、次はなぜ矯正をした方がいいのか?をご説明します。

多くのママさんたちに経験があると思いますが、産後に体型を戻そうと、体操やヨガなど様々なダイエット方法で頑張っても余り変わらない…。その理由は妊娠出産で骨盤が開いたままの状態だからです。

骨盤が開いたままだと、頑張って運動しても体重は変わってもる体型は戻りません。

たまに産後に太らなかったという方もいますが、骨盤が開いたままだと将来的に太りやすい環境になっているので注意が必要です。

特に2人目、3人目と出産を重ねると、骨盤はどんどん開いていき、開き過ぎるとひどい場合は子宮脱などの臓器脱になることもあります。

他にも産後に腰痛や肩こり、ひざ痛など慢性症状を引き起こす人もいます。老後は骨盤底筋が緩くなりやすいので、尿漏れなどの可能性が高まってしまう可能性があります。

 

 

産後骨盤矯正の効果

1. ヒップサイズが小さくなる(骨盤の開きの矯正)

2. ヒップアップ(骨盤の歪みの矯正)

3. 冷え性の改善(血流循環の改善)

4. 腰痛や肩こりの改善・予防に効果的

5. 恥骨痛や股関節痛などの改善

6. 子宮、直腸など臓器脱や下垂の改善・予防

7. 尿漏れや空気漏れ、失便の改善・予防

8. 痔や便秘の改善・予防

9. 二人目三人目の不妊の予防

10.妊娠前の体型に戻す。

※産後に体重が戻っても産前のパンツやスカートがきつかったり履けなかったりするのは
骨盤が開いている典型的な例です。

 

産後骨盤矯正はいつがベスト?

産後の骨盤矯正は、産後おおよそ1ヶ月後から可能です。あくまで時期は目安ですが、早いうちから始める方が効果的です。産後1ヶ月後から骨盤矯正を始めるのが最も効果的ですが、現実的には育児に追われてそんなに早くから矯正できる人はごく少数です。

骨盤を引き締めるだけが目的であれば、急がなくても骨盤は必ず元の状態に戻ります。

産後1~24ヵ月まで(最適期は産後1~6ヵ月)は十分間に合います。

ただ、産後に骨盤がグラグラしている方、歩いていて股関節がカクカクと音がする方、妊娠中や産後に尿漏れのあった方、子宮下垂や子宮脱などの内臓下垂や脱産後の痔、産後の腰痛、妊娠や出産時の恥骨痛などの症状のある方は早急に産後の骨盤矯正をお勧めします。

産後に骨盤矯正をし忘れたママさん、ウエストのサイズダウンをお望みのママさん、産後5年10年経ってるからといって諦めず、ぜひスポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店の産後骨盤矯正を試してみてください。