長引く肩の痛み〈武蔵小金井駅からすぐの整骨院!スポルト鍼灸整骨院〉
2024年08月15日
長引く肩の痛みの原因と影響 | 武蔵小金井の整骨院「スポルト鍼灸整骨院」
こんにちは。 武蔵小金井の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店」です。 今日は「長引く肩の痛み」について詳しくお話しします。
現代の生活習慣は、肩に多くの負担をかける要因が数多く存在しています。デスクワークやスマートフォンの使用が増えるにつれて、肩や首にかかるストレスが蓄積し、肩の筋肉や関節に慢性的な負担を与えることが増えています。このような負担が繰り返し加わると、肩の痛みが長引く傾向が強くなり、日常生活に大きな影響を与えます。
肩の痛みが長引く主な要因の一つは、「肩関節周囲炎」(いわゆる五十肩)や「腱板損傷」といった、肩周りの組織や筋肉に関連する問題です。
特に肩の安定性を保つために重要なローテーターカフ(回旋筋腱板)の損傷が、長引く肩の痛みの一因となります。ローテーターカフは、肩甲骨から上腕骨に付着する4つの筋肉(棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋)で構成されており、これらの筋肉は肩の安定性と可動性を維持するために重要です。
特に、棘上筋は肩を挙げる動作で多くの負担を受けやすく、日常的な動作やスポーツで損傷しやすい部分です。棘上筋の微細な損傷や炎症は、しばしば肩の痛みを引き起こし、その痛みが長期化する原因となります。
このような損傷が放置されると、痛みは肩だけにとどまらず、首や背中にまで広がることがあり、さらに複雑な症状へと発展することもあります。
また、長引く肩の痛みは、肩の筋肉だけでなく、姿勢や体の使い方にも関連しています。長時間にわたる不良姿勢や、肩に過剰な負荷をかける動作が繰り返されることで、肩のインナーマッスル(深層筋)とアウターマッスル(表層筋)のバランスが崩れ、結果として肩の痛みが慢性化することがあります。
このような状況では、肩の痛みが続くことで筋肉がさらに緊張し、肩甲骨周りの動きが制限されるため、痛みの悪循環が生まれることが少なくありません。
肩の痛みが長引く原因はさまざまですが、適切な診断と治療を受けることで、その痛みを効果的に軽減することが可能です。肩の痛みの原因を正確に把握するためには、専門家による詳細な検査が不可欠です。
例えば、エコーやMRIなどの画像診断を用いることで、筋肉や腱の状態を詳細に確認し、損傷や炎症の有無を調べることができます。その上で、肩の痛みの原因に応じた治療法やリハビリプランを立てることが重要です。
長引く肩の痛みの治療と予防 | 武蔵小金井の整骨院「スポルト鍼灸整骨院」
長引く肩の痛みに対する治療法は、痛みの原因に応じてさまざまです。基本的には、まず痛みの原因を特定し、その上で適切な治療が行われることが大切です。肩の痛みの多くは筋肉や腱、関節に関連しているため、治療は物理療法やリハビリテーションが中心となります。
まず、肩の痛みを和らげるためには、炎症を抑えることが重要です。急性期の肩の痛みには、アイシングや鎮痛剤が効果的です。また、肩の動きを改善するためには、電気刺激や超音波治療、温熱療法などが用いられることがあります。これらの物理療法は、肩の血流を促進し、筋肉や腱の柔軟性を高めることで、痛みを軽減する効果があります。
一方で、痛みが慢性化している場合には、肩の周囲の筋肉のバランスを整えるためのリハビリテーションが必要です。特に、ローテーターカフ(回旋筋腱板)や肩甲骨周囲の筋肉の強化が重視されます。肩のインナーマッスル(深層筋)が弱化していると、肩関節の安定性が損なわれ、肩の痛みが続く原因となります。そのため、インナーマッスルを鍛えるためのエクササイズや、肩甲骨の動きを改善するためのストレッチが推奨されます。
さらに、長引く肩の痛みを予防するためには、日常生活での姿勢や動作の見直しも重要です。デスクワークをする際には、長時間同じ姿勢を保つことは避け、定期的に肩や首を動かすように心掛けましょう。
また、スマートフォンを使用する際も、うつむいた姿勢を続けないようにし、肩への負担を軽減することが大切です。肩にかかる負荷を減らすために、腕を支えるクッションや、デスクと椅子の高さを調整するなどの工夫も有効です。
肩の痛みが運動によるものである場合には、ウォーミングアップやクールダウンをしっかり行うことが予防策となります。特に、肩のインナーマッスルとアウターマッスルのバランスを取るトレーニングを取り入れることが大切です。例えば、肩甲骨周囲の筋肉を活性化させるエクササイズや、肩の可動域を広げるためのストレッチを日常的に行うことで、肩の痛みを未然に防ぐことが可能です。
最後に、長引く肩の痛みを根本から解消するためには、専門的な治療を受けることが重要です。肩の痛みが続く場合、自己判断で放置せず、早めに整骨院や整形外科での診断を受けましょう。痛みの原因を正確に把握し、適切な治療を受けることで、肩の痛みは改善することが多いです。また、治療後のリハビリやセルフケアも忘れずに行い、痛みの再発を防ぐことが大切です。
長引く肩の痛みは、放置すればするほど治療が難しくなることがあるため、早期の対応が肝心です。