「むち打ち」でなぜ頭痛は起きる?〈武蔵小金井 スポルト鍼灸整骨院〉

2021年05月21日

 

 

こんにちは。

小金井市のスポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店です。

交通事故の場合、小さい事故でも身体の痛みやだるさがいつまでも残る人も多いようです。

今回はいつ起こるかわからない交通事故による怪我、「むち打ち」のお話をさせて頂きます。

 

むち打ちとは?

「むち打ち」とは、運動や交通事故によって首に無理な力(衝撃)が加わり、痛みがでたり、首の関節の可動域が狭くなったりする状態です。

交通事故に遭われた人のうち、大多数が「むち打ち」になっています。

外部から衝撃が加わった時に首がムチのようにしなる事から「むち打ち」とよばれています。

レントゲンやMRIの画像検査では周囲の骨に異常がないのに、頭痛や倦怠感・耳鳴り・手指のしびれなどの状態があるものを「むち打ち」と診断します。

その他に、肩こり、背中・腰の違和感、めまい、吐き気などを訴える方もいます。

 

なぜ、「むち打ち」で頭痛が起きるの?

「むち打ち」になった方のほとんどが頭痛も経験しています。

交通事故を起こして、数分後に頭痛が出る方もいれば、日にちが経過してから出る方もいます。

痛みの出る箇所も人それぞれで、おでこが痛い方もいれば、こめかみや後頭部が痛い方もいます。

「むち打ち」による頭痛は、事故の衝撃によって首がムチのようにしなることで、周りの筋肉や神経が傷つくことが原因で起こります。

筋肉は損傷すると固くなるため、血流も悪くなり、脳への血液循環が悪くなり、脳が浮腫んでズキズキと頭が痛くなります。

 

 

気候の原因でむち打ちは悪化⁉

天候が悪い日に頭痛が起こるという方が多くいます。

季節の変わり目や冬の寒い日などに状態が悪化する方も多いですね。

それはどうしてでしょうか?

頭痛には気圧が関係していると言われています。

天気の悪い日や寒い日は、低気圧が停滞します。

大気の気圧が下がるため、血管が収縮して血流が悪くなり、頭痛や首の痛みが出やすくなるのです。

 

むち打ちの痛みの改善方法

「むち打ち」は、なかなか改善が難しいと言われています。

「むち打ち」の痛みは、時間が経ってから現れる事も多く、またレントゲンでは異常がないため的確な治療法がないのが一番の理由です。

そのため症状がなかなか改善がせず、後遺症が残りやすいと言われています。

病院ではレントゲンに写らないため、湿布や痛み止めしか処方されず、全く痛みが引かなくて整骨院に駆け込む方もたくさんいらっしゃいます。

「むち打ち」の症状は人それぞれ違いますので、湿布だけでの改善はなかなか難しいというのが実情です。

 

むち打ちの施術とは?

整骨院の施術は、「手」を使って行う手技療法ですので、直接筋肉にアプローチができます。

また、直接筋肉に触れる事が出来るので、患者さんの状態に合わせて的確な施術が行えます。

 

まず、痛みが強いうちは、組織を修復させる施術に集中します。

痛みが落ちついてきたら、筋肉に柔軟性を取り戻し、首の関節の可動域を広げるようなストレッチ指導を行い、一日も早く普段の生活に戻れるようにアプローチしていきます。

毎回の状態を確認しながら施術ができるので、無理なく的確に改善ができるのです。

 

 

まとめ

交通事故後、多くの方が「むち打ち」の後遺症に悩んでいます。

「むち打ち」は出来るだけ早期に的確な施術を受けるかで、改善の速さや予後が変わると言われています。

後遺症を残さないためにも、「むち打ち」でお悩みの方は是非スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店にご相談ください。