ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)について〈スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店 〉
2023年04月6日
春の訪れを感じられる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?
武蔵小金井の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店」です。
三寒四温、その字の通り寒暖差が激しい日々が続いております。
自律神経の乱れが気になる方や、上手く睡眠が取れていない方、新年度を穏やかな気持ちで迎えるためにも、まずは当整骨院へご相談ください。
お気軽にご連絡お待ちしております。
さて、今回ご紹介するのは、「ドケルバン病」ともよばれる狭窄性腱鞘炎についてです。
ホルモンバランスの影響から、特に女性に多く見られる疾患で、発症のピークも2回あるといわれています。
では、どのような症状があるのか、もう少し詳しく見ていきましょう。
ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)とは?
親指と手首は、短母指伸筋腱と長母指外転筋腱という2本の腱によって繋がっています。
そして、この2本の腱が通るトンネル状の部分(腱鞘)が炎症を起こすと、親指のすぐ下あたりから手首にかけて、痛みが走るようになります。
場合によっては患部が腫れることも。
これをドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)といいます。
親指を動かしたり広げたりすると、痛みが強く出るため、日頃から家事をする方やデスクワークをする方には辛い症状です。
物を掴んだり離したりする動作に痛みを感じるので、日常生活にも支障をきたしてしまいます。
また、そのまま放置して状態が悪化すると、手に力が入らなくなる事もあります。
先に述べた通り、ドケルバン病は、とりわけ女性に多い疾患です。
ホルモンバランスの変化が原因と考えられており、妊娠・出産期と、更年期の女性に多く見られます。
というのも、妊娠・出産期、更年期では、どちらも腱や関節を柔軟に保つ物質、エストロゲンが減少してしまうからです。
そのほか、親指から手首にかけての腱鞘炎というのもあり、パソコンを長時間使用する方や、スマートフォンを片手で操作しがちな方、ピアノなどの楽器演奏で指を酷使する方なども、ドケルバン病になりやすいといえます。
なお、セルフチェックとして、手首を直角に曲げ、親指を伸ばしたときに痛みがあるか否か、またその痛みが強くなるか否かで、ドケルバン病の有無を判定することもできます。
とはいえ、あくまで簡易チェックですので、少しでも違和感がある場合には、早めに専門機関を受診しましょう。
おわりに
今回は、ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)についてご紹介してきました。
片手スマホや長時間のデスクワークなど、多くの人がドケルバン病になりやすい資質を持っています。
腱鞘炎は慢性的なものにしないためにも、早期施術がとても大切です。
おや?と思ったら迷わず当整骨院へご相談くださいね(*´ω`*)