ドケルバン病になったら〈スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店 〉
2023年04月8日
みなさん、こんにちは。
武蔵小金井の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店」です。
前回に引き続き「ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)」のお話しです。
今回はドケルバン病になってしまった際、気を付けるべきことや、やっても良いことについてご紹介していきたいと思います。
おさらいですが、ドケルバン病とは、親指を動かしたり広げたりすると、痛みが強く出る腱鞘炎の一つです。
スマートフォンの操作や、パソコンでの仕事、日々の家事など、日常生活にも支障をきたしてしまうため、早期発見と施術が重要となってきます。
というわけでさっそく、ドケルバン病になった際、やっても良いことやその対処法をみていきましょう!
ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)でもやって良いことは?
ドケルバン病に限らず、そもそも腱鞘炎とは手指の使い過ぎによって引き起こされる疾患です。
したがって、安静第一にして、出来るだけ手指を使わないことで、痛みなどを和らげることができます。
つまり、ドケルバン病になってしまった際には、無理にストレッチをするのではなく、手指をなるべく使わない、安静にすることを心掛けてください。
とはいえ、家事であったり仕事であったり、どうしても手指を使わないといけない場面もありますよね。
そういった際には、手首を固定するサポーターなどを活用しながら、1時間に1回は手指を休ませるようにして下さい。
そうすることで、少しは炎症部分への負担が減ることでしょう。
また、冷たい湿布も効果的です。
冷湿布と温湿布、よくどちらを使えばよいのか分からないというお声も頂きますが、急性の痛みには冷たい湿布を、慢性的な痛みには温かい湿布が良いでしょう。
どこから慢性的な痛みかが分からない場合はお気軽にご相談ください!
ちなみに、スマートフォンの操作を普段から片手でやっていらっしゃる方であれば、それを両手で扱うことによって手指への負担を軽減できます。
なお、これらはドケルバン病になってからではなく、ならないための予防策としても有効ですよ♪
ドケルバン病にならないための予防策としては、
手指を使う作業の合間に軽く手首・指周りのストレッチをして血行促進を図る、
長時間手指を使う作業はなるべく控え、どうしても必要なときは適宜休憩を挟む、
普段スマートフォンの操作を片手で行っている人は両手で行うようにする、
などが挙げられます。ぜひお試しください(^_^)/
おわりに
今回は、ドケルバン病になった際に、どうすれば良いかについてご紹介してきました。
まずは安静にし、痛みが強いようなら湿布などで冷やすことが一番効果的です。
腱鞘炎と聞くと身近な疾患で、多少の痛みなら放置しがちな方が多いようですが、悪化すると手に力が入らなくなってしまうこともあります。
痛みが少しでも続くようなら、早めの対応を心掛けて下さいね。