アルコールと腰痛の関係性〈武蔵小金井 スポルト鍼灸整骨院〉
2021年04月26日
こんにちは。
小金井市のスポルト鍼灸接骨院 武蔵小金井店スタッフの伊藤です。
スポルト鍼灸整骨院には腰痛で来院される方が多くいらっしゃいますが、施術の後で「お酒は飲んでも大丈夫ですか?」と質問されることがとても多いです。
基本的にはNOです!
今回は腰痛とアルコールの関係性についてお伝えしていきます。
アルコールの作用として以下のことがあげられます。
- 体温の上昇
- 脳の感覚異常(痛覚)
- 臓器へのダメージ
これらと腰痛との関係性について解説していきます。
体温の上昇
アルコールを摂取すると体温が上がっていきます。体温が上がると血行も良くなるため、ぎっくり腰のような急性腰痛で患部に炎症が起きている場合、炎症部分の血行も良くなるので痛み増強させ、治りを遅くしてしまいます。
脳の感覚異常(痛覚)
泥酔した時に怪我をしても翌日まで気づかなかったという話を聞きませんか?
アルコールを摂取する事で血液中のアルコール濃度が上昇し、脳が一時的な異常反応を起こして痛覚に異常を起こします。
アルコールを摂取すると痛みの感覚が鈍くなるので、痛みなく動けても患部の炎症は治っていないので、返って症状を悪化させてしまいます。
内臓への負担
アルコールを分解するには、内臓器の中でも特に肝臓へ負担を掛けます。さらに利尿作用があるので、ろ過するために腎臓への負担も多くなります。
内臓に負担が掛かると内臓周辺の筋膜が緊張して硬くなります。特に肝臓は腰に近いため、腰の痛みにも関連性が高いと言われています。
でも、好きなお酒を我慢するのも大変です。
腰の痛みがある時にお酒を飲んでも良いとは言えませんが、どうしてもお酒の席に同席しなければいけない場合は、量は控えて、お酒と同量の水分補給を心がけて下さい。