背中の痛み

  • 座ると背中が丸まっている…
  • 気が付くといつもスマホをいじっている…
  • いつも首や肩が張っている…
  • 背中が痛くて呼吸が浅い気がする…
  • 寝ていても背中に痛みを感じる…

背中の痛みの原因と症状 | スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店

背中の痛みは、その原因によってあまり気にしなくても良い場合と、重大な疾患が潜んでいるなど緊急性のある場合があります。まず痛みを引き起こしている原因を知ることが大切です。

背中の痛みの原因は、大きく分けて「疾患によるもの」と「心因性のもの」があります。

疾患によるものの場合、原因となる疾患は「運動器疾患」「内臓疾患」「神経疾患」の3種です。ここでは、背中の痛みについて原因別にご説明します。

 

 

疾患による背中の痛み

背中の痛みがある場合は、まず原因を知ることが大切です。重大な疾患がかかわっている場合は治療が必要です。

 

〈運動器疾患による背中の痛み〉

背中に痛みをもたらす原因として最も多いのが運動器疾患です。

①無理な力がかかることで起こる背中の痛み

スポーツや仕事、日常の動作で背中に無理な力がかかって筋肉がこわばり、背中に急性の痛みをもたらすことがあります。ケガやぎっくり腰などがこれに当てはまります。

 

②姿勢の問題から起こる背中の痛み

パソコンやスマホを操作する際は、下向き加減で姿勢が悪くなりやすい傾向があります。いわゆる猫背です。

さらに操作時間に伴って同じ姿勢が続くため、肩甲骨の動きが悪くなり、痛みを感じることもあります。肩甲骨の動きが悪くなると、首・肩・背中の筋肉がこり、血行不良を起こして老廃物質がたまります。その結果、背中に痛みが出やすくなります。

肩甲骨の動きを改善するためには姿勢を直すことが大切です。パソコンやスマホを操作する際は、同じ姿勢が長く続かないよう、ときおり休憩をはさみましょう。

運動不足は筋力低下、筋肉の緊張につながり、痛みを引き起こすことがあります。ストレッチやマッサージ、肩回しなどで筋肉をほぐし、肩甲骨の可動域を広げましょう。

 

〈内臓疾患による背中の痛み〉

内臓疾患が原因で背中に痛みが起こることもあります。心臓や腎臓、胃、膵臓など、さまざまな内臓疾患がかかわっている可能性があり、癌を発症している場合もあります。

背中の痛みを感じた場合は早めに受診し、まず原因を突き止めましょう。背中の痛みの原因が内臓疾患であるならば、直ちに病気の治療を開始する必要があります。

腎臓疾患:腎臓結石や腎臓炎などが背中の下部に痛みを引き起こすことがあります。

膵炎:膵臓の炎症がある場合、背中の上部に痛みを感じることがあります。

胆嚢疾患:胆嚢の炎症や結石がある場合、背中の右側に痛みを引き起こすことがあります。

大腸の問題:大腸の炎症や病気がある場合、背中の下部に痛みが現れることがあります。

胸部の問題:背中の上部に痛みを引き起こす可能性がある心臓や肺の問題も考えられます。

 

〈神経疾患による背中の痛み〉

背骨やその周辺に問題が生じ、神経を圧迫して起きる痛みです。

椎間板ヘルニア、椎間関節炎、脊柱管狭窄症、むち打ち症、肋間神経痛、その他、天気・湿度などに左右される神経痛などもあります。神経疾患の心配がある場合も早めに受診しましょう。

 

 

心因性の背中の痛み

背中の痛みの原因が特定できないとき、意外にもストレスが影響していると考えられるケースがあります。背中の痛みとストレスとの関係がはっきりと解明されたわけではありませんが、いくつかの説が考えられています。ストレスを感じているときは、周囲の人に相談したり、自分に合ったリラックス法を探したりしてみましょう。

 

①睡眠に関するストレス

十分な睡眠時間が確保できない、眠りが浅い、寝つきが悪いなどの悩みを抱えている方もいらっしゃるでしょう。

良い睡眠がとれないと、疲労回復やダメージ修復にかかわる成長ホルモンの分泌が不足し、十分な疲労回復は見込めません。このような状態が続くと疲労とストレスが蓄積され、内臓に負担がかかるようになります。

筋肉を動かすためのエネルギーも不足する可能性があり、筋肉のバランスが崩れてきます。その結果、背骨にゆがみが生じ背中に痛みが起こると考えられています。

 

②ストレスによる身体性表現障害

痛みや本来の動きができないなどの自覚症状があるにもかかわらず、検査をしても異常が認められない状態を「身体性表現障害」といいます。ストレスが脳に何らかの影響を与えて、身体機能を抑制しているのではないかといわれています。

背中に痛みを起こすぎっくり腰ですが、身体に無理な力がかかったときだけに発症するものではないようです。職場環境や人間関係などによるストレスが関与している可能性も指摘されています。

 

③背中の痛みによるストレス

もともとの背中の痛みがどのような原因で生じたものであれ、それ自体がストレスとなりえます。「いつ治るのか?」「重大な病気では?」不安を感じて回復を遅らせることもあります。

「背中の痛み」改善のための3つの選択肢 | スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店

「背中の痛み」改善のための選択肢は、大きく分けて3つあります。

自宅でのセルフケア

前述のとおり、背中の痛みの原因は、大きく分けて「疾患によるもの」と「心因性のもの」があります。疾患によるものの内、運動器疾患によるものに付いては、自宅でもセルフケアが可能です。

背中の筋肉でよく痛みを引き起こす主な筋肉には、以下のようなものがあります。

僧帽筋:この筋肉は首から肩にかけて広がり、上部、中部、下部に分かれています。特にコンピューター作業や悪い姿勢が続くと、僧帽筋が緊張して痛みを引き起こすことがあります。

菱形筋:菱形筋は背中の中央部にあり、肩甲骨を背骨に結びつけています。悪い姿勢や運動不足により、この筋肉が緊張して痛みを感じることがあります。

広背筋:腰から肩にかけて広がる大きな筋肉で、様々な動作に関与しています。不適切な運動や姿勢が原因で、広背筋が緊張して痛みを引き起こすことがあります。

長背筋:背骨沿いに広がる筋肉で、腰の安定性を保つのに重要です。腰痛や姿勢の悪さによって、長背筋が緊張して痛みを発症することがあります。

これらの筋肉が痛みを引き起こす原因として、悪い姿勢、運動不足、過度なストレス、急激な運動などが挙げられます。適切なストレッチや強化運動、良好な姿勢の維持などを心がけることで、背中の筋肉の痛みの改善や予防に役立ちます。

ただし、慢性的な痛みや症状が続く場合は、専門家に相談することが重要です。

また、間違った知識や方法でのセルフケアは、反って状態を悪化させる場合もあります。特にすでに痛みが出ている場合、無理な運動やストレッチは厳禁です。

症状が悪化する前に専門家に相談して、適切な治療を受けるようにしましょう。

整形外科を受診する

整形外科では、CTやMRIなどの画像検査を活用し、背中の痛みの原因特定ができます。内臓疾患による背中の痛みについては、内科医などの専門医を受診して下さい。

整形外科での一般的な治療法としては、まず保存的療法が挙げられます。これには安静、生活習慣の見直し、理学療法などが含まれます。

また、痛みを和らげるための薬物療法も受けられます。非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)や筋弛緩剤の使用が一般的です。

保存的療法により適切な治療効果が得られない場合は、手術が必要な場合、手術オプションが検討されます。しかし、手術は最終手段と位置付けられ、慎重に検討されるべきです。

ただ、原因のはっきりしない痛みに対しては、痛み止めと湿布薬が処方されて、あとは様子を観る保存療法というのが整形外科での基本的なアプローチです。

痛み止めについては、1分でも早く痛みを止めたいという場合には有効ですが、痛みを引き起こした原因が改善される訳ではありません。

炎症が治まって痛みが引いても、また再発しやすいという点には留意するべきです。

整骨院での治療を選択する

背中の痛みの原因の内、内臓疾患によるものは、整骨院では治療できません。ただ、原因が運動疾患によるものは、整骨院の得意分野です。

運動不足、筋損傷、姿勢不良など、それぞれの原因や症状に合わせた、個別の治療プランが提供できるのが整骨院の強みです。

治療の一環として、骨盤矯正やカイロプラクティックなどの手技療法を用い、関節や筋肉のバランスを整えます。適切なトレーニングやストレッチも指導し、患者様が日常生活での姿勢や動作に注意を払えるようサポートしてくれます。

また、鍼灸師のいる整骨院では、痛みの緩和施術やリラックスを目的とした鍼灸治療も受けられますので、心因性の背中の痛みにも効果が期待できます。

整骨院で治療を受ける際の留意点としては、整骨院では手技が中心に行われるため、施術者によって知識や治療技術にバラつきがあるという点です。

正しい理論やエビデンスに基づいた効果的な治療が行われているか、見極める必要があるかも知れません。

どんな治療を行っている整骨院を選択するか?が大切になります。

スポルト鍼灸整骨院の行う「背中の痛み」に対する治療 | スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店

 

 

スポルト鍼灸整骨院の行う根本改善治療は、神経と血液の流れを正常化し、自然治癒力を高めることを目的としています。

神経と血液の流れを妨げている根本原因を追究し、骨盤矯正、筋膜リリース、神経調整などを組み合わせて根本原因にアプローチする治療法を「根本改善治療」といいます。

身体を構成する「骨格」「筋肉」「神経」3つの要素に同時にアプローチできるのが特徴です。

 

「骨盤矯正」で姿勢の乱れ、骨盤の歪みをリセットします。

骨盤は身体の土台、背骨は大黒柱です。

土台である骨盤の歪みを矯正し、骨盤が正しい位置に安定することにより、背骨の正常なS字カーブを復元し、痛みの発生源の負担を減らしていきます。

痛みやシビレを解消するにも、まず土台を整えることが大切です。

「筋膜リリース」で筋肉調整と血流促進します。

筋肉を包み込む「筋膜」をリリースすることで、凝り固まった筋肉に柔軟性を取り戻し、その周辺の血流やリンパの流れを促進していきます。

乱れた姿勢のまま筋肉が凝り固まった状態では、骨盤矯正の効き目も半減してしまいます。

痛みやシビレの解消のためにも、全身の筋肉を柔らかくすることは不可欠です。

骨盤が矯正され、筋肉が柔軟性を取り戻すことで、内臓の働きも促進されます。

「神経調整」で過敏になった神経を鎮めます。

長い間、痛みやシビレなどの同じ状態が続くと、筋肉と同様に神経も疲労し、感覚異常や知覚鈍麻、または痛みに過敏な状態を引き起こしています。

骨盤や筋肉が正しい状態に戻ることで、ある程度の改善は見込めますが、スポルト鍼灸整骨院武蔵小金井店では、必要に応じて鍼灸施術なども組み合わせた神経調整を行います。

過敏になった神経を鎮め、記憶してしまった痛みをリセットしていきます。

 

 

「スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店」の考える健康の定義とは、「痛みもなく快適な日常生活が送れて、自分のやりたい事ができること」「身体的・精神的に調和が取れて安定していること」です。

目の前の痛みを取るだけでなく、その根本的な原因にアプローチして「元に戻らない体作り」を目指すという治療理念のもとに施術を行っています。

痛みが取れた時点で治療を終えられて、また同じような痛みの再発で再び来院される方がとても多くいらっしゃいます。

痛みが取れても根本的な原因を解決して「元に戻らない体作り」をしなければ、何度も同じことを繰り返してしまいます。

「スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店」では、その治療のプロセスとして「改善予防型プログラム治療」を提供しています。

検査やカウンセリングにより患者様お1人お1人の症状に合わせた個別の施術プログラムを作成し、骨盤矯正に、筋膜リリースや神経調整(鍼灸治療)を組み合わせて根本から改善します。

身体を構成する骨格・筋肉・神経の3要素全部にアプローチ出来るのが特徴です。

皆様のお悩みが根本的に改善されるよう、私たちは本気で施術に当たらせて頂きます。

長い間同じ症状で悩まれている方、もう同じ痛みを繰り返したくないという方は、是非一度ご相談下さい。

 

 

 

《※本記事はスポルト鍼灸整骨院代表 / 川田英雄(厚生労働大臣認可 : 柔道整復師)が監修しています。》