カッピング治療〈武蔵小金井の整骨院「スポルト鍼灸整骨院」〉

2024年04月19日

カッピングの基本と効果 | 武蔵小金井の整骨院「スポルト鍼灸整骨院」

こんにちは。

武蔵小金井の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店」です。

今回は「カッピングによる治療」についてお話しします。

 

カッピングは、古くから東洋医学で使われてきた治療法の一つです。

皮膚を吸引することで血行を促進し、体内の滞りを取り除くことを目的としています。この治療法は、日本を含むアジア諸国だけでなく、世界中で広く行われています。

 

 

カッピングとは?

カッピングは、特殊なカップを皮膚に装着し、内部の空気を抜いて真空状態にすることで皮膚を引き上げる治療法です。

このプロセスによって、皮膚と筋肉の間に空間が作られ、血流やリンパ液の流れが改善されます。

さらに、筋肉の緊張を和らげ、炎症を減少させる効果も期待されます。

カッピングの効果

カッピングの主な効果の一つは、血行促進です。皮膚の吸引によって、毛細血管が広がり、血液の流れが活性化されます。

これにより、体内の老廃物や有害物質が排出され、新鮮な酸素と栄養が組織に供給されます。また、筋肉の緊張をほぐし、疲労やストレスの軽減にも効果があります。

カッピングの種類

カッピングには、乾式と湿式の2つの主要な種類があります。

乾式カッピングでは、カップを皮膚に装着した後、火を使って内部の空気を加熱して抜きます。

一方、湿式カッピングでは、カップを装着した後、皮膚に傷をつけて血液を引き出すことがあります(瀉血:しゃけつ)。

カッピングの応用

カッピングは、さまざまな症状や疾患の治療に応用されています。

例えば、筋肉痛や関節痛、神経痛、頭痛、消化器系の不調などに効果があります。また、風邪やインフルエンザの症状緩和にも役立ちます。さらに、美容や健康維持の目的でカッピングを受ける人も増えています。

 

 

カッピングのリスクと予防法 | 武蔵小金井の整骨院「スポルト鍼灸整骨院」

カッピングは効果的な治療法である一方、施術時のリスクにも留意する必要があります。適切な方法での施術を受けることが重要であり、また、施術後のケアや予防法にも注意を払う必要があります。

カッピングのリスクには、一時的な副作用が含まれます。

皮膚の内出血や赤み、軽度の痛みなどが一般的であり、通常数日から数週間で改善されます。しかしながら、施術中の過度な吸引や皮膚への過度な圧力は、皮膚の傷つきを引き起こす可能性があります。湿式カッピングでは、血液を引き出すことで感染症のリスクも懸念されます。

カッピングを受ける際には、経験豊富な専門家による施術を選ぶことが重要です。

自己流の施術や無資格者による施術は避けるべきであり、施術前には自身の健康状態やアレルギーの有無を施術者に正確に伝えることが必要です。

また、施術後は適切な水分摂取と安静を心がけることで、リカバリーを促進します。

さらに、カッピングを受ける際には注意点も押さえておく必要があります。

例えば、妊娠中や出血障害を持つ人、皮膚疾患を患っている人は、施術を受ける前に医師に相談することが重要です。

また、高血圧や糖尿病などの疾患を持っている場合も、専門家の指導を受けながら施術を行うことが必要です。

 

結論として、カッピングは効果的な治療法である一方、施術時のリスクにも留意する必要があります。適切な知識と技術を持つ専門家による施術を受けることや、自身の健康状態を正確に把握することが、健康を害することなくカッピングの効果を最大限に活かすための重要なステップです。

スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店では、瀉血を伴うカッピングは行っていません。また火も使わず、手動式吸引式ポンプを使用した、より安全なカッピング治療を行っています。