捻挫
- スポーツで足首を捻った…
- 歩くときに痛い…
- 肩をひねった…
- ギックリ腰かも…
- 数日たっても痛みが治まらない…
捻挫の原因と症状 | スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店
「捻挫」には「捻る(ひねる)」「挫く(くじく)」という意味があります。ひねったりくじいたりすることで関節に不自然な力がかかり、靱帯に損傷が起きている状態が「捻挫」です。
関節のある部分であればどこでも捻挫が起こる可能性があります。生活の中で起こりやすく多くの方が経験していると思われる捻挫ですが、適切な処置を行わず放置していると、関節の不安定な状態や痛みが残る場合があります。
ここでは、捻挫の症状や起こりやすい部位、応急処置についてご説明します。
〈症 状〉
捻挫の症状は、靱帯を損傷した部位の痛みと腫れです。内出血が起きた場合は青アザもできます。靱帯の損傷度合いによって3つのレベル(1度~3度)に分けられます。
・1度:一時的に靱帯が伸びており、痛みや腫れが軽い状態
・2度:靱帯の一部に断裂が生じている状態
・3度:靱帯断裂が起きており、関節が不安定な状態
捻挫によって靱帯が緩んだり断裂を起こしたりすると、関節の骨を固定する役割を十分に果たせなくなり、本来の動きに支障が出てきます。
〈捻挫の起こりやすい部位と原因〉
①「足首捻挫」:足首
捻挫が最も多く起こるのは足首です。運動中に起こりやすく、ジャンプや着地、切り返し動作、他選手との接触などで足首をひねってしまうことがきっかけとなります。
足首捻挫は、ひねる向きによって2種類に分類されます。
●内反捻挫:足首を内側にひねり、外側の靱帯が損傷した状態です。外側くるぶし周辺に痛みと腫れが生じます。足関節の外側には3つの靱帯が存在しており、単独断裂や複合断裂を起こします。構造上、足首は内側に向きやすいため、足首捻挫の大半は内反捻挫です。
●外反捻挫:足首を外側にひねって損傷を受けた捻挫です。
②「突き指」:指 バレーボールなど指先を使う競技でよくみられます。
③「むちうち症」:頚椎 交通事故などでよく起こる症状で、これも捻挫の一つです。
④「ギックリ腰」:腰椎 急な腰の痛みで動けなくなります。腰椎捻挫といいます。
「捻挫」改善のための3つの選択肢 | スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店
捻挫は通常、数日から1週間程度で回復しますが、放置したり、適切な処置を行わなかったりすると、長期化する場合や後遺症が残って手術が必要になる場合もあります。靭帯が断裂した場合、放置すると関節が不安定になり、回復が困難になる可能性があります。関節部をひねって捻挫の疑いがある場合は、早急に受診することが重要です。
捻挫は身近な怪我ですが、早期に適切な処置を受けるかどうかで回復状態が大きく異なります。できるだけ早く受診し、適切な応急処置を行うことが大切です。
「捻挫」改善のための選択肢は、大きく分けて3つあります。
自宅でのセルフケア
整形外科を受診する
整形外科では、CTやMRIなどを活用し、画像診断ができます。
一般的な治療法としては、上記のRICE処置に加え、次のようなものがあります。
物理療法:治癒が進んだ後、物理療法が導入されることがあります。これには、関節の可動域を回復させるためのエクササイズや、筋力を向上させるためのトレーニングが含まれます。
サポート具の使用:必要に応じて、捻挫を受けた部分をサポートするために包帯やサポート具が使用されます。これにより安定性が向上し、再損傷のリスクが低減します。
薬物療法:炎症や痛みを軽減するために、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)や痛み止めが処方されることがあります。
ただ、抗炎症薬や鎮痛剤については、1分でも早く痛みを止めたいという場合には有効ですが、痛みを引き起こした原因が改善される訳ではありません。
炎症が治まって痛みが引いても、また再発しやすいという点には留意するべきです。
整骨院での治療を選択する
整骨院での捻挫に対する治療は、薬物療法と手術療法以外、ほぼ整形外科と同じです。
ただ、それぞれの症状や状態に合わせた、個別の治療プランが提供できるのが整骨院の強みです。
整骨院での超音波や低周波による電気治療は、局所的な血行を促進し、筋肉や関節周囲の緊張をほぐす効果があります。患部の痛みや違和感を和らげ、炎症を鎮めることが期待されます。電気治療は単独での治療よりも、他の物理療法や運動療法と組み合わせて行われることが一般的です。
また、骨盤矯正やカイロプラクティックなどの手技療法を用い、関節や筋肉のバランスを整えます。適切な姿勢や動きをサポートするために、関節の可動域を改善し、筋肉のバランスを整えることが重要です。これにより、神経や血管の圧迫が緩和され、患部への負担が軽減されることが期待されます。
鍼灸師のいる整骨院では、痛みの緩和施術も受けられます。鍼を使用して特定の経絡やツボを刺激することで、血液循環を促進し、神経伝達を改善する効果があります。これにより、患部の痛みを緩和することが期待されます。
整骨院で治療を受ける際の留意点としては、整骨院では手技が中心に行われるため、施術者によって知識や治療技術にバラつきがあるという点です。
正しい理論やエビデンスに基づいた効果的な治療が行われているか、見極める必要があるかも知れません。
どのような治療理念で、どんな治療を行っている整骨院を選択するか?が大切になります。
スポルト鍼灸整骨院の行う「捻挫」に対する治療 | スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店
スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店には、元スポーツ選手のスポーツトレーナーが常駐しておりますので、急なお怪我にも安心です。
お体の正しい使い方や、トレーニング方法、ストレッチ指導なども十分に行います。
スポルト鍼灸整骨院の行う根本改善治療は、神経と血液の流れを正常化し、自然治癒力を高めることを目的としています。
神経と血液の流れを妨げている根本原因を追究し、骨盤矯正、筋膜リリース、神経調整などを組み合わせて根本原因にアプローチする治療法を「根本改善治療」といいます。
身体を構成する「骨格」「筋肉」「神経」3つの要素に同時にアプローチできるのが特徴です。
「骨盤矯正」で姿勢の乱れ、骨盤の歪みをリセットします。
骨盤は身体の土台、背骨は大黒柱です。
土台である骨盤の歪みを矯正し、骨盤が正しい位置に安定することにより、背骨の正常なS字カーブを復元し、痛みの発生源の負担を減らしていきます。
痛みやシビレを解消するにも、まず土台を整えることが大切です。
「筋膜リリース」で筋肉調整と血流促進します。
筋肉を包み込む「筋膜」をリリースすることで、凝り固まった筋肉に柔軟性を取り戻し、その周辺の血流やリンパの流れを促進していきます。
乱れた姿勢のまま筋肉が凝り固まった状態では、骨盤矯正の効き目も半減してしまいます。
痛みやシビレの解消のためにも、全身の筋肉を柔らかくすることは不可欠です。
骨盤が矯正され、筋肉が柔軟性を取り戻すことで、内臓の働きも促進されます。
「神経調整」で過敏になった神経を鎮めます。
長い間、痛みやシビレなどの同じ状態が続くと、筋肉と同様に神経も疲労し、感覚異常や知覚鈍麻、または痛みに過敏な状態を引き起こしています。
骨盤や筋肉が正しい状態に戻ることで、ある程度の改善は見込めますが、スポルト鍼灸整骨院武蔵小金井店では、必要に応じて鍼灸施術なども組み合わせた神経調整を行います。
過敏になった神経を鎮め、記憶してしまった痛みをリセットしていきます。
「スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店」の考える健康の定義とは、「痛みもなく快適な日常生活が送れて、自分のやりたい事ができること」「身体的・精神的に調和が取れて安定していること」です。
目の前の痛みを取るだけでなく、その根本的な原因にアプローチして「元に戻らない体作り」を目指すという治療理念のもとに施術を行っています。
痛みが取れた時点で治療を終えられて、また同じような痛みの再発で再び来院される方がとても多くいらっしゃいます。
痛みが取れても根本的な原因を解決して「元に戻らない体作り」をしなければ、何度も同じことを繰り返してしまいます。
「スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店」では、その治療のプロセスとして「改善予防型プログラム治療」を提供しています。
検査やカウンセリングにより患者様お1人お1人の症状に合わせた個別の施術プログラムを作成し、骨盤矯正に、筋膜リリースや神経調整(鍼灸治療)を組み合わせて根本から改善します。
身体を構成する骨格・筋肉・神経の3要素全部にアプローチ出来るのが特徴です。
皆様のお悩みが根本的に改善されるよう、私たちは本気で施術に当たらせて頂きます。
長い間同じ症状で悩まれている方、もう同じ痛みを繰り返したくないという方は、是非一度ご相談下さい。
《※本記事はスポルト鍼灸整骨院代表 / 川田英雄(厚生労働大臣認可 : 柔道整復師)が監修しています。》