腰痛と肩こりに効く鍼灸治療|武蔵小金井 整骨院

2025年05月2日

現代人を悩ませる「腰痛」と「肩こり」――原因と放置のリスクとは?

「慢性的な腰の痛みがつらい」「デスクワークの影響で肩がガチガチに…」――こうした悩みを抱える方は、今や少なくありません。武蔵小金井のような郊外都市部でも、パソコン作業や長時間の座り仕事、スマートフォンの使用などが日常化し、腰痛や肩こりを訴える方が増加しています。

しかし、「そのうち良くなるだろう」と放置していませんか?それが慢性化の第一歩です。

 

 

なぜ腰痛や肩こりは起こるのか?

腰痛は、腰椎や仙腸関節、椎間板などの構造的な問題に加え、筋肉の過緊張や血流不全、自律神経の乱れなど、複数の要因が複雑に絡み合って発生します。特に「筋筋膜性腰痛」は、筋肉や筋膜の硬直が原因で痛みを生むケースで、ストレスや姿勢の崩れとも深く関係しています。

一方、肩こりは僧帽筋や肩甲挙筋、板状筋など、首から肩にかけての筋肉がこわばることで起こる症状です。血行不良によって疲労物質が蓄積され、神経を刺激し、痛みや重だるさを感じさせます。さらに、無意識に歯を食いしばるクセや眼精疲労も肩こりを助長します。

鍼灸治療でのアプローチとは?

鍼灸治療は、東洋医学に基づき「気・血・水」の流れを整えることで、体のバランスを回復させる施術です。腰痛や肩こりに対しては、筋肉の緊張を和らげ、血流を促進し、痛みの原因に直接アプローチできます。

たとえば腰痛に対しては、「腎兪」「大腸兪」「委中」といった経穴(ツボ)を用いることで、腎の機能を高め、下半身の循環を改善します。肩こりにおいては、「肩井」「天柱」「風池」などのツボが効果的で、筋緊張の緩和と血流の正常化が期待されます。

また、経絡(気の通り道)に鍼を刺入することで、自律神経の調整が図られ、慢性的な不調に対しても体質改善が可能です。

鍼灸治療のメリット

西洋医学では、痛み止めや湿布、理学療法などが主流ですが、それらは「対症療法」であることが多く、根本的な改善にはつながらないケースもあります。これに対し、鍼灸治療は「原因」に働きかける根本治療を目指せる点が大きな特長です。

さらに、副作用が少なく、妊娠中や高齢者にも比較的安全に施術できる点も魅力です。当院では、国家資格を持つ鍼灸師が丁寧にカウンセリングを行い、一人ひとりの体質・症状に合わせたオーダーメイドの施術を行っています。

 

 

タイプ別に見る腰痛・肩こりの特徴と鍼灸治療の実例

腰痛肩こりといっても、すべての人が同じ原因・症状を抱えているわけではありません。その背景には、生活習慣・体質・筋肉や骨格の状態などが密接に関係しており、治療のアプローチも人それぞれ異なります。ここでは、当院が実際に行っている腰痛・肩こりのタイプ別鍼灸治療についてご紹介します。

デスクワーク中心の方に多い「筋緊張型」

長時間パソコンに向かう姿勢は、肩甲骨の動きが制限され、僧帽筋や肩甲挙筋の緊張を引き起こします。このような筋緊張型の肩こりでは、肩井(けんせい)や風池(ふうち)、天柱(てんちゅう)といった経穴に鍼を施すことで、筋肉の柔軟性が回復し、血行も促進されます。

また、腰痛を併発しているケースでは、座り姿勢が原因となる仙腸関節の可動域低下が見られることが多く、「志室(ししつ)」や「腎兪(じんゆ)」などのツボを中心に刺激を与え、骨盤まわりの筋緊張を緩和していきます。

冷えや自律神経の乱れからくる「内臓型」

「朝起きると腰が重い」「雨の日は決まって肩がつらくなる」――これは外的要因だけでなく、体内環境のバランスが崩れていることが原因のひとつです。とくに女性に多いこのタイプは、東洋医学的には「気血両虚」や「腎陽虚」などと診断されることがあります。

この場合、肩こりに対しては外関(がいかん)、合谷(ごうこく)といった経穴を用い、自律神経の安定を図ります。腰痛には太谿(たいけい)や命門(めいもん)などを使って腎の働きを助け、内側からのエネルギー不足を補うアプローチをとります。体質の改善とともに、症状の再発予防にもつながります。

スポーツによる筋肉疲労型

武蔵小金井周辺では、ランニングやジム通いなどアクティブな生活を送っている方も多く、運動後に腰痛や肩の張りを訴えるケースも珍しくありません。筋肉の使い過ぎによる炎症や、フォームの偏りからくる筋バランスの崩れが原因です。

こうした方には、炎症反応が強い部位を避けながら、周囲の筋肉を緩める鍼灸施術を行います。たとえば肩の前側に緊張が集中している場合は、曲池(きょくち)や肩髃(けんぐう)を用いて筋緊張をほぐします。腰部の場合は、委中(いちゅう)や承山(しょうざん)などを使って下肢からアプローチを図り、負担を分散させていきます。

実際に改善した患者様の例

40代女性:デスクワーク中心で、長年の肩こりと腰痛に悩まされて来院。初診時は肩が常に重く、腰も立ち上がるときに激痛がありました。鍼灸治療3回目あたりから筋緊張が大きく緩和し、6回目で仕事後も肩が軽いと実感。その後もメンテナンス目的で継続通院中。

50代男性:趣味のランニングで腰に違和感を覚え来院。問診と触診の結果、股関節の可動域制限と腰部の筋緊張が強く見られました。鍼灸治療とストレッチ指導を併用し、1ヶ月後には痛みなく10kmを走れるように。

このように、症状に合わせた鍼灸治療を行うことで、慢性的な腰痛や肩こりでも改善が可能です。

 

 

武蔵小金井で信頼される理由 ― 当院の鍼灸治療が選ばれる3つのポイント

腰痛や肩こりと向き合う日々において、「どこで治療を受ければよいのか」と悩まれる方は多いのではないでしょうか。数ある治療院の中から、当院が武蔵小金井エリアで多くの方に選ばれている理由には、明確な違いがあります。

解剖学・東洋医学の両面からアプローチする本格鍼灸

当院では、単なる“癒し”としての鍼灸ではなく、「治療」としての鍼灸を提供しています。腰痛・肩こりの原因は一見似ているようでいて、実際は関節の動きや筋膜の癒着、内臓の疲労、自律神経の乱れなど多岐にわたります。

これらの複合的な要因を見極めるため、当院では問診・姿勢評価・可動域テストなどを通じて、現代医学的な視点から症状の本質を分析。そのうえで、経絡(けいらく)や経穴(つぼ)を活用し、身体全体の調和を図る東洋医学の技術を融合させた「根本改善型」の鍼灸治療を行います。

腰痛に対しては、仙腸関節や腸腰筋に対するアプローチを意識し、深部の筋層にも的確に届く技術でアプローチ。肩こりにおいては、頚椎の安定性と肩甲帯の可動性を同時に改善することで、根本的な緩和へ導きます。

国家資格者による安心・安全な施術体制

当院で施術を担当するのは、全員が厚生労働省認可の国家資格(はり師・きゅう師)を取得している経験豊富な鍼灸師です。解剖学・生理学・病理学の基礎知識に基づき、医学的に安全かつ効果的な施術を提供しています。

患者様ごとにカルテを作成し、症状や体調の変化に応じて施術方針を調整しますので、初めての方でも安心してご来院いただけます。とくに鍼灸が初体験という方には、使用する鍼の太さや衛生管理、痛みの少ない刺入法についても丁寧にご説明しております。

また、妊娠中の腰痛や更年期による肩こりなど、年齢・性別・ライフステージに応じたケアにも対応可能です。

通いやすさと継続しやすいサポート体制

「良い施術でも通いにくければ続かない」――そんな声にお応えするため、当院では利便性とサポート体制にも力を入れています。

武蔵小金井駅から徒歩圏内にあり、平日は夜20時まで営業。土曜日も開院しているため、仕事帰りや週末に通いやすい点も多くの方に喜ばれています。予約優先制で待ち時間も少なく、スムーズにご案内できます。

また、鍼灸治療に加えて、姿勢指導やストレッチ、セルフケアのアドバイスも行い、再発を防ぐ「生活改善サポート」も重視しています。慢性的な腰痛や肩こりの方こそ、施術後のケアが結果に直結するのです。

最後に ― 「もう仕方ない」と諦める前に、まずはご相談を

腰痛や肩こりは、単なる一時的な不調にとどまらず、放置すると日常生活の質(QOL)を大きく下げてしまうことがあります。しかし、適切な鍼灸治療を受けることで、身体の内側から改善し、軽やかな毎日を取り戻すことは十分可能です。

武蔵小金井で本格的な鍼灸治療をお探しの方は、ぜひ一度、当院の施術を体験してみてください。あなたのお悩みに、真摯に向き合い、全力でサポートいたします。