変形性膝関節症

  • 階段の上り下りが辛い…
  • 膝がなんとなく腫れぼったい…
  • 正座が辛い…
  • 膝が完全に伸びない…
  • 痛み止めの注射に頼りたくない…

変形性膝関節症の原因と症状 | スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店

中高年になると膝の痛みを訴える方が増えてきます。そのうちの多くは変形性膝関節症です。

変形性膝関節症は、膝関節の軟骨が変性し、炎症を起こす慢性の病態を指します。通常、加齢や関節への負担が原因となり、軟骨が摩耗し、変性していくことが特徴です。この病態は、関節の可動域が制限され、痛みや腫れが生じることで患者の生活に大きな影響を及ぼします。

変形性膝関節症の主な症状には、膝の痛み、腫れ、関節のこわばり、歩行時の不安定感などが挙げられます。特に朝起きた時や長時間の静座後に痛みが増すことがあります。また、関節が変形することで足の軸が崩れ、独特な歩行パターンが生じることもあります。

 

 

この病態に対する治療法は、症状の軽減と患者の生活の質向上を目指すものがあります。初期段階では、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)や関節内注射による炎症の抑制が行われます。また、理学療法や運動療法を通じて関節の動きを改善し、筋力を強化することも一般的です。

進行した症例では、外科的な介入が必要となります。人工関節置換術がその一例であり、変性した軟骨や骨を人工のプロテーゼで置き換え、関節の機能を回復させます。手術後はリハビリテーションが欠かせず、患者が早期に通常の日常生活に復帰するためのサポートが必要です。

病態の進行を遅らせるためには、早期の診断と治療が不可欠です。症状が現れた場合は、適切な医療機関を受診し、専門家の指示に従いながら適切なケアを行うことが大切です。

 

 

「変形性膝関節症」改善のための3つの選択肢 | スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店

「変形性膝関節症」改善のための選択肢は、大きく分けて3つあります。

自宅でのセルフケア

変形性膝関節症のセルフケアは、症状の緩和と機能の向上に焦点を当てることが重要です。以下は自宅で行えるいくつかのアプローチですが、個々の症状や状態に合わせて注意が必要です

軽い運動とストレッチ:軽い有酸素運動(散歩や水中エクササイズなど)は関節を柔軟に保ち、筋力を向上させます。同時に、太ももの筋肉を中心にストレッチを行い、関節にかかる負担を軽減します。

体重管理:体重の適切な管理は、膝関節にかかる負担を軽減するのに役立ちます。健康的な食事と適度な運動を組み合わせて、適切な体重を維持しましょう。

適切な靴の選択:サポートのある靴を履くことで、足や膝にかかる負担を軽減できます。適切な靴を選ぶことで歩行時の安定性が向上し、関節へのストレスが減ります。

温熱療法と冷却療法:炎症がある場合は冷却療法が有効です。逆に筋肉の緊張がある場合は温熱療法が適しています。ホットパックやアイスパックを使って、症状に応じて交互に行います。

エルゴノミクスの工夫:日常生活での姿勢や動作に注意を払い、膝にかかる負担を軽減するためにエルゴノミクスを考慮しましょう。座り方や立ち方、物を持つ姿勢などに気をつけることが重要です。

セルフケアを実践する際は、無理な動作や痛みを感じる場合は避け、専門家と相談しながら適切なケアプランを立てることが重要です。

ただ、自宅でのセルフケアで変形性膝関節症が治る訳ではありません。また、間違った知識や方法でのセルフケアは、反って状態を悪化させる場合もあります。

症状が悪化する前に専門家に相談して、適切な治療を受けるようにしましょう。

整形外科を受診する

変形性膝関節症の整形外科的治療は、初期段階では、非手術的アプローチが推奨されます。これには、生活様式の変更、理学療法、薬物療法が含まれます。例えば、体重管理や関節への負担軽減のためのエクササイズが指導されます。

進行した場合や非手術的治療が有効でない場合、手術が検討されます。一般的な手術の選択肢には、人工膝関節置換術があります。これは、損傷を受けた軟骨や骨を取り除き、人工の膝関節を挿入する手術です。しかし、手術は最終手段と位置付けられ、慎重に検討されるべきです。

ただ、初期段階の変形性膝関節症に対しては、お薬と湿布薬が処方されて、あとは様子を観る保存療法というのが整形外科での基本的なアプローチです。

抗炎症薬や鎮痛剤については、1分でも早く痛みを止めたいという場合には有効ですが、痛みを引き起こした原因が改善される訳ではありません。

炎症が治まって痛みが引いても、また再発しやすいという点には留意するべきです。

整骨院での治療を選択する

整骨院では、CTやMRIなどの画像検査は出来ませんが、患者の症状や原因に基づいて、様々なアプローチを用いて治療を行います。

それぞれの症状や状態に合わせた、個別の治療プランが提供できるのが整骨院の強みです。

まず初めに、整骨院では関節の可動域を向上させるための運動療法が行われます。特に膝周りの筋肉を強化し、関節のサポートを強化することが重要です。これにより、膝関節にかかる負担を軽減し、痛みの緩和が期待できます。

整骨院での治療の一環として、骨盤矯正やカイロプラクティックなどの手技療法を用い、関節や筋肉のバランスを整えます。適切な姿勢や動きをサポートするために、関節の可動域を改善し、筋肉のバランスを整えることが重要です。これにより、神経や血管の圧迫が緩和され、膝への負担が軽減されることが期待されます。

鍼灸師のいる整骨院では、痛みの緩和施術も受けられます。鍼を使用して特定の経絡やツボを刺激することで、血液循環を促進し、神経伝達を改善する効果があります。これにより、膝の痛みを緩和することが期待されます。

また、適切なトレーニングやストレッチも指導し、患者様が日常生活での姿勢や動作に注意を払えるようサポートしてくれます。

整骨院で治療を受ける際の留意点としては、整骨院では手技が中心に行われるため、施術者によって知識や治療技術にバラつきがあるという点です。

正しい理論やエビデンスに基づいた効果的な治療が行われているか、見極める必要があるかも知れません。

どのような治療理念で、どんな治療を行っている整骨院を選択するか?が大切になります。

スポルト鍼灸整骨院の行う「変形性膝関節症」に対する治療 | スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店

 

 

スポルト鍼灸整骨院の行う根本改善治療は、神経と血液の流れを正常化し、自然治癒力を高めることを目的としています。

神経と血液の流れを妨げている根本原因を追究し、骨盤矯正、筋膜リリース、神経調整などを組み合わせて根本原因にアプローチする治療法を「根本改善治療」といいます。

身体を構成する「骨格」「筋肉」「神経」3つの要素に同時にアプローチできるのが特徴です。

 

「骨盤矯正」で姿勢の乱れ、骨盤の歪みをリセットします。

骨盤は身体の土台、背骨は大黒柱です。

土台である骨盤の歪みを矯正し、骨盤が正しい位置に安定することにより、背骨の正常なS字カーブを復元し、痛みの発生源の負担を減らしていきます。

痛みやシビレを解消するにも、まず土台を整えることが大切です。

「筋膜リリース」で筋肉調整と血流促進します。

筋肉を包み込む「筋膜」をリリースすることで、凝り固まった筋肉に柔軟性を取り戻し、その周辺の血流やリンパの流れを促進していきます。

乱れた姿勢のまま筋肉が凝り固まった状態では、骨盤矯正の効き目も半減してしまいます。

痛みやシビレの解消のためにも、全身の筋肉を柔らかくすることは不可欠です。

骨盤が矯正され、筋肉が柔軟性を取り戻すことで、内臓の働きも促進されます。

「神経調整」で過敏になった神経を鎮めます。

長い間、痛みやシビレなどの同じ状態が続くと、筋肉と同様に神経も疲労し、感覚異常や知覚鈍麻、または痛みに過敏な状態を引き起こしています。

骨盤や筋肉が正しい状態に戻ることで、ある程度の改善は見込めますが、スポルト鍼灸整骨院武蔵小金井店では、必要に応じて鍼灸施術なども組み合わせた神経調整を行います。

過敏になった神経を鎮め、記憶してしまった痛みをリセットしていきます。

 

 

「スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店」の考える健康の定義とは、「痛みもなく快適な日常生活が送れて、自分のやりたい事ができること」「身体的・精神的に調和が取れて安定していること」です。

目の前の痛みを取るだけでなく、その根本的な原因にアプローチして「元に戻らない体作り」を目指すという治療理念のもとに施術を行っています。

痛みが取れた時点で治療を終えられて、また同じような痛みの再発で再び来院される方がとても多くいらっしゃいます。

痛みが取れても根本的な原因を解決して「元に戻らない体作り」をしなければ、何度も同じことを繰り返してしまいます。

「スポルト鍼灸整骨院 武蔵小金井店」では、その治療のプロセスとして「改善予防型プログラム治療」を提供しています。

検査やカウンセリングにより患者様お1人お1人の症状に合わせた個別の施術プログラムを作成し、骨盤矯正に、筋膜リリースや神経調整(鍼灸治療)を組み合わせて根本から改善します。

身体を構成する骨格・筋肉・神経の3要素全部にアプローチ出来るのが特徴です。

皆様のお悩みが根本的に改善されるよう、私たちは本気で施術に当たらせて頂きます。

長い間同じ症状で悩まれている方、もう同じ痛みを繰り返したくないという方は、是非一度ご相談下さい。

 

 

 

《※本記事はスポルト鍼灸整骨院代表 / 川田英雄(厚生労働大臣認可 : 柔道整復師)が監修しています。》